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ハンドピック

珈琲の自家焙煎において良質の豆を仕入れると共に仕上げのハンドピックが欠かせません。ハンドピックは生豆の時点で一回、焙煎する前にします。焙煎後にもう一度するようにしています。個人の自家焙煎ではもう当然のことになっている、質を高めるための仕上げです。悪い豆一粒は良い豆10粒の味を殺すと言われています。

写真のバケツ一杯分の豆は、昨日焙煎した後のハンドピックをした豆・・・即ち悪い豆で取り除いた豆です。見た目浅い焙煎の豆しか見えていませんが、下には深炒りの豆も入っています。昨日分の焙煎したコーヒー豆からの悪い豆です。バケツの中の豆の大半は、今月産地豆でご紹介している「ウガンダ」です。この豆の欠点豆の混入率は半端ではありません。生豆4kgを計量してから一回目のハンドピックをし、焙煎後にもう一度ハンドピックをして出来上がる量は3kg弱となります。

通常の良質の豆であれば、生豆1.2kgを焼いて仕上がれば1kgの焼き豆となります。通常の豆と比べると原価率も高くなり、ハンドピックに関わる時間も一苦労ではありますが、僕はこのウガンダの味が好きなので取り扱っています。











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