ドアの向こう

日々のメモ書き 

元気になる色

2006-10-18 | こころ模様

 散歩コースを変えると 生け垣の先端にあざやかな黄色が踊ってた。 その色をみると、ぱーっと元気が出た。何だったかな、花の名前… 思い出せない。 いったん通り過ぎたけれど、やはり気になる。  
 思いきって、垣の向こうの女性に訊ねてみた。
「ああ… なんとか乙女、 それしかわかりません… この前も聞かれたのよ、なんだったかな すぐ忘れちゃう…」  「それより、剪ってあげましょうか」 
 うれしいお申し出に飛びついた。

 見ず知らずの通りがかりに、響きかえしてくださった明るい奥さま。ありがとうございました。 そのまま買い物にも行き、いただき物はスーパーの籠に身を寄せた。
 小さな花に見覚えがある… サンマや肉売り場で考えた。     

       -☆-

 道々思い出し、薄暮の街をしんみり歩いた。
  去年も 写真を載せたこと
  カフェカロチャの前で こぼれるように咲いていた
  母といっしょに眺めた花… 
 
 元気をくれる黄色は 隠元のような種まで付けている。 受け継がれる命、黄金色のかわいい花は そっと何かを包むようなしぐさだ。
 プリントして あの方にも届けよう

 名前は  カッシア  別名  アンデスの乙女  ハナセンナ  Cassia(カッシア)は、ヘブライ語の「gasta(皮をむく)」が語源。       季節の花300より




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする