ドアの向こう

日々のメモ書き 

黒い蝶

2012-06-25 | 自然や花など

 庭で 黒蝶と呼ばれるダリアが咲いた。

花びらが全部開いたらどれくらいの大きさだろう。

  鮮烈なるダリアを挿せり手術以後   波郷 

 深紅の花が元気をくれる

黒い蝶のとなりは柚子の木。  
アゲハの幼虫が今朝からじっとしているのは、 これからサナギになるらしい。
    

  

翌26日昼頃 脱皮して角のあるサナギになった。
葉脈のような筋模様がみえる。 巻葉になってカムフラージュしたが

 

  サナギのからだに黒い濁点、 ちいさな羽は執拗に取りつく蜂の姿だ。
 なんども卵を産みつけていて、 見ているのも悲しくなる。 残念でたまらない。

 幼虫は、 小鳥や足長蜂、 蟷螂の餌となり、 ヤドリバエやアゲハヒメバチなど寄生し、羽化するのはほとんどない。 いま頭上を翔びかうアゲハは、これら天敵から逃れたしあわせな蝶たちである。 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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