ドアの向こう

日々のメモ書き 

足を空に

2013-12-23 | 自然や花など

  冬枯れの庭で咲く菊は 凛々しい姿

霜に耐え 

 それでも  あでやかに    
 

  冬芽をつける桜など 神々しい  (市内 本太で)

 

 足を空に惑い…
  あわただしく 用事ついでに散歩するこの頃


 

 井原西鶴 「八百屋お七ものがたり」のはじめはこうだ。

12月の江戸 。 ならいの風がつよく、 雲の動きまで早い。 新年を迎える準備も忙しく…

 その中に 「足を空に惑う」が出てきた。それは兼好法師の徒然草の一節とある。 どこに出てくるのかな。 足を空に… てんやわんやの忙しさ  目に見えるよう。 ならい… 冬の強い風。 年末をあわただしく駆け回って過ごす人々、 いつの世も変わらない。

 

 

コメント (2)
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