想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

親分さんの処世術

2009-04-16 09:32:10 | Weblog
        右を向いても、



        左を向いても、



     どちらを見ても世の中、楽しいじゃござんせんかー、おっかあ。
     親分は散歩中も、家の中にいても、ちらりちらりと流し目を送ってきます。
     目が笑っています。
     口を開けて笑わなくても、目が、生きてて楽しいことだらけと言っています。

     親分のお腹には二つもおできができていて良性だという希望的観測を
     医者ともどもして見守っている次第。
     毎晩、お腹をなでながら不安がよぎらないわけではない、ですが、
     親分はどう思っているのだろう。

     今を生きる。生きている今が大事。
     それを理屈抜きに教わる毎日です。
     もうおひとかた、わたしにそれを伝え続けてくださっているのは
     もちろん知る人は知っているカメ。
     和光同塵の人、だから誰もカメがリキんでいるのを見たことがない。
     まるでいつも遊んでいるみたい。
     その実は毎日、働かない日はないわけで。

     働いているぞー、忙しいぞー、大変だぞー、とちっとも誰にも感じさせない人が
     一番働いているのであると、しみじみ思います。
     明け方、目覚めてすぐ、ふいに
     「ああ、先生は誰のためにあれほどに働いているのか」といまさらに思い
     起き抜け、己に腹が立つ。それを超えてさらに腹を立てている場合ではないと
     ニコニコしてそばにいる親分に促されて一日を始動。
     己の働きの少なさに自己嫌悪はありますが、それまた言い訳をするより行えと
     即、行えという教えがありますけんね。

     さあ、今日も親分と一緒にがんばるべー。


     (収納棚を作っているカメを二階からパパラッチ、口笛を吹いたのできょろきょろ)

      ※ふるごと更新しました。
      
コメント
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