想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

ロス恐怖症

2010-03-12 09:18:03 | Weblog
「対象喪失」についての記事。
ロス
記事内容とはちと違うが、ペットロスを恐れる日々である。

ベイビーの直腸問題、診察の結果はまだなんとも判断しがたいという内容だった。
触診してもらうと、ステロイドの効果で腫れがひき、出来物も小さくなっていた。
それでも医者はまだまだだいじょうぶとは言わない。
おまけに小走りするようになったというと、苦い顔をされて、それは薬の副産物です、
薬をやめるとおそらく前と同じように戻るはずと言われた。
あちこち具合が悪かったり調子悪かったところが炎症止めのステロイドでうまく回る
ようになっているそうだ。

ステロイドは副作用があるので使い続けることは危険であるし、急にやめることも
できない。腎臓、肝臓に悪影響が出るし、免疫力がなくなるという。
あと2週間様子をみながら投薬継続することになったが、カメからは薬を減らして
様子を見よと、言われた。
わたしもそんな気がするので、処方された薬をよくよく案配をみながら飲ませて
いこうと思う。できれば全量飲むまえにやめられたらと思うのだ。

ペットロスの記事から始めたが治療経過報告になってしまった。
ロスしたくないので、毎日神経質に見張っていたらエラいこと疲れ、その疲れが
急に出始めた感じである。眠い。
でもベイビーは信じられないくらい元気になった。
薬のせいのにわか元気であると知って少し気落ちしたが、言われてみればそうだ、
6、7才頃の元気さに戻って、調子に乗って走りつづけると弱っているはずの脚の
関節に負担がかかるだろう。

毎朝グッドモーニングかあちゃんと起こしにくるのも久しぶりだ。具合が悪いと
そばに寝なくなって、朝もすぐに起きなくなっていたから。
ベッドのど真ん中を陣取った重い図体を押しやって隅っこで寝なくてはならんのは、
ロスを思えばらくちんなことである。
どう考えても覚悟などそうそうできるものでもないし、かといって次の犬を飼うキモチ
などとてもじゃないが想像できない。

雪が融けて、春になって、何度でも夏を迎えたい。
「おまえが最後のオンナ~」じゃなくて最後の犬であると思う。
誰よりも君をアイス、あんころもちよりも君をアイスだかんな。
コメント
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