想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

夕空~森へ

2010-09-25 23:52:51 | Weblog
この夕暮れは先週東京を発つ前に撮ったもの。
仕事を終えて帰り支度をし、駐車場へ急いでいたとき
窓を閉め忘れたことを思い出して引き返した。
窓に手を伸ばしたら、ちょうどこんな景色だった。
グッドタイミング、道を急いでいたら気づかなかったかもしれない。

で、森はといえば、まるで冬がきたような寒さで驚いた。
ストーブをつけて、ウールのズボンにソックス。
先週まで室内ははだしで歩いてたのになあ。




週末、友人からの電話で東京は大荒れの空模様だったと
聞いた。こちらも土曜日は冷たい雨が続いてようやく午後から
晴れた。
夏はぜの実を摘みとるくらいしかできなかった。
心の準備がないままに北風が吹いて、外に長くいられないので。


でも、猫は子猫を連れて遊びに来た。
親分がいつもより元気で庭ではしゃいでる。涼しくなって調子が
戻ったのか。愛らしいかたがたが目の前であるがままでいて
くれるので、それを眺めていると、しだいに身体のこわばりが
ほぐれていく。


半年くらいの子猫は足だけ白いソックス、身体は真っ黒、
鼻先から口元も黒い。まあ、ぶちゃいくな顔なのでブチャと
呼ぶことにした。
ミャーと鳴く声もだみ声で、シマコのそばでよく鳴く。
かわいい盛りまでどこに隠して育ててたんだろう?


夜は月が群青の空を照らしていた。
晴れてくれればいいな、少しは温みがほしいなと思う。
そしてジョニー・ディップの「パブリック・エネミーズ」をdvdで鑑賞。
カメラアングルがすごくよかった、どのシーンも。
人物の心象をよく捉えて効果的だった。音楽も秀逸。
もいちどゆっくりチャプターごとに見たいと思った。
時代は1933年、世の中は今と同じ不景気のどん底であった。

コメント
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