「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」

今日は残業必至と思っていたのですが、とんとん拍子に仕事が片付き、ほぼ定刻に終わってしまいました。
と、発作的に「エヴァ」が見たくなりました。
ネットで上映館を調べて新宿へ。
全席指定の「バルト９」の19:30の回は、私の目の前で全席売切れ、ちくしょう、なぜ駅からダッシュしなかったんだ！と後悔しながら、歌舞伎町のミラノ座へ。
こちらは全席自由、20:30の回に余裕で入場できました。

やっぱりうちの息子くらいの、学生風の人が多かったけど、上映時間が近づくにつれて、サラリーマン風の人も。
私の後ろの席の、私より一回りくらい若そうなサラリーマン風二人連れの会話が聞こえてきます。
「俺、職場で、『エヴァ見に行きませんか。』なんて言えるの、○○さんだけですよ。」
「俺だってそうだよ。嫁さんにはキモいって言われるしさ。」
甘い！はっきり言って大甘です。
俺なんて、あんたらよりずっと年上なのに、お一人様ですよ。
エヴァのような孤高の作品を見るのに、職場の人とつるもうなんて思いません。
嫁さんだって、徹底すれば、そのうち（諦めて）何も言わなくなるはずです！

映像はもちろん期待にたがわずすごかったけど、それだけではありませんでした。
前作の劇場版「序」は、ＴＶ版のストーリーと大筋一緒でしたが、今回は、かなりの新展開。
まだ見ていない人も多いと思いますので、ストーリーは伏せますが、ＴＶ版より分かりやすくなっているとは思います。
そして、切なく、悲しい。
ＴＶ版を見て悲しいとは思いませんでしたが、今回の劇場版では、２回泣きそうになりました。。・゜・(ノД`)・゜・。

エンドロールが流れる中、奇妙な静寂、満席に近い人が、ほとんど誰も席を立とうとしません。
そして、例の「サービス、サービスぅ」のミサトさんの予告編が終わったところで、会場から拍手が！
映画館で拍手が起きるなんて、「千と千尋の神隠し」以来です。

本当にすごいです。
ぜひ、映画館に足を運ばれることをお勧めします。