同期入社の会

今を去ること30年とちょっと前、私は入社即大阪支店配属となりました。
その時に一緒に大阪に飛ばされた仲間が22人、ほとんどが東京出身者。
東京生まれ、東京育ちの我々にしてみれば、大阪は異国の地みたいなもので、独身寮の中は治外法権と思ってました。
そしてその時に大阪支店で採用された業務職、当時は事務職と呼ばれていましたが、これが69人、もちろん全員が関西出身者。
若き日に、そんな出会いがあったりしたわけです。

そんな昔の仲間の一人、にゅるちゃんが用事があって上京するということで、これは同期であつまらにゃいかんということになりました。
ピンポイントの指定日に都合がついた男が5人、結婚して東京に住んでいる女性が2名、計7名で彼女と飲み会。
東京組とは時々会っているのですが、彼女とは実に30年ぶりとか、そんな感じ、でも全然変わってなくて、すぐわかりました。

私が幹事役、お酒のとっても強いにゅるちゃんだったので、飲み放題付きのメニューにしました。
日本酒を頼んだときに「お猪口はいくつお持ちしますか」と言われたのですが、結局「コップを３つ」ということに。
変らないものですね、人間って。

そういえば、彼女とは、1回だけ、二人で飲みに行ったことがありました。
もちろん、お互い20代の独身の頃です。
神戸で、ワインとかをすごく飲んで、飲み過ぎたときって得てして男女の間で間違いが起こりやすくなるものなのですが、
そんなことも全然なくって、「すごく酔っ払っちゃった」と口では言いながらも、全く平然として改札口に吸い込まれていった彼女の後ろ姿を思い出しました。
あの時は私のことをどう思っていたのか、ふと聞きたい気持ちにかられましたが、お互い家庭のある身なのでやめときました。

先週あたりから仕事がすごく忙しくって、ちょっと気分が滅入っていたのですが、二日酔いにも係らず、今日は少し元気になれました。
にゅるちゃんと友人に感謝。