イノセント・ラブ

月９にしちゃ地味だし、暗いし、視聴率も今二つくらいみたいだけど、自分はこのドラマ好きです。
結構のめりこんで見ています。

東野圭吾の「手紙」は兄弟でしたが、それを兄妹にしたような話、最初はそう思いましたが、実はミステリー仕立てのようです。

堀北真希演じるヒロインの佳音（かのん）、兄は両親を放火殺人した罪で少年刑務所へ、人殺しの妹ゆえに苦労をしている薄幸の少女。
こっそり笑顔の人の写真を撮るのが趣味なんて、暗いです。
その育ちのせいか、勝手に殉也の家に入ったり、アルバムから写真を取ろうとしたり、ほとんどストーカー？

殉也も、植物人間状態の婚約者、聖香（きよか）を自宅の一室に置き、その介護をしている、献身的といえばいえるけど、やや病的。

昴は、男のくせに、やっぱり殉也を好きなんでしょうね。それで聖香を殺そうとまでする。この人も病んでます。

美月は、絵に描いたような片思いですが、これから黒くなってくるのでしょうか。

話はほぼ予想が付いてしまいます。
（以下、全く私の勝手な想像ですが、ネタバレの可能性あり。）

親を殺したのは佳音、その原因は父親の暴力、多分性的虐待。
でも佳音には記憶がない。
この兄妹、お互いの連れ子で血は繋がってない、でも妹はその事実を知らない。
妹をかばう兄は証拠隠滅のために殺人現場の家に火をつけた、そんなとこでしょうか。
それとも、もう一ひねり、二ひねりあるのかな。

でも、自分的には、ストーリーなどもうどうでもいい。
堀北真希さんには、赤いシリーズの山口百恵さんのような薄幸の美少女ぶりを、存分に見せて欲しい、ただそれだけです。