ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

ウルトラセブン その3

2007-02-12 14:57:26 | TVドラマ
ウルトラセブン、21~29話まで見ました。
この中で好きな作品は、やっぱりギエロン星獣の出る「超兵器R1号」。
地球防衛軍は、新型水爆の8000倍という新兵器、R1号を開発、その実験に無人の星、ギエロン星を選ぶ。
しかしダンは浮かない顔、R1号の十数倍の威力を持つR2号も開発中と聞いて、「侵略者がそれを上回る威力の兵器を開発したらどうするんですか。」とけんかを売る。
フルハシが、「そうしたら我々はまたそれを上回る威力の兵器を開発する。」と答えると、「それは血を吐きながら走り続ける悲しいマラソンですよ。」という名セリフを吐く。
そういえば、昭和40年代のこの頃は、核抑止力を前提とした冷戦の真っ最中だったよな。

R1号の実験は成功、ギエロン星は粉みじんになる。しかし生物がいないはずのギエロン星から、怪獣が復讐のために飛来する。
放射能を吐きながら暴れるギエロン星獣にR2号を使おうと言う意見が出る。ヲイヲイ、R2号は惑星なんか吹き飛ばしちゃうくらい威力があったんじゃないの。

このギエロン星獣、最初に飛来したのが夜の墓場のようなところ、セブンとの最終決戦の舞台には花が咲き乱れる。

腕をもがれ、その花畑の上に、羽毛を撒き散らして息絶えるギエロン星獣。悲しくも美しい映像である。

美人のマエノ博士、生物がいる星を吹っ飛ばしてしまって反省、R2号の開発は中止になったようだ。ダンもほっとしたようで、めでたし、めでたし。

「北へ還れ」も好き。
息子を牧場の跡継ぎにするために連れ戻しに来たフルハシ隊員の母、フルハシはそんな母を避けるように出撃。
しかし彼の乗ったホーク3号はカナン星人の怪電波によって操縦不能になり、旅客機と激突しそうになる。
激突を避けるため自爆装置を起動させ脱出しようとするフルハシ、しかし脱出装置も起動しない。殉職を覚悟するフルハシ。
キリヤマ隊長は、フルハシと基地に来ていた彼の母を会話させる。まさか数十分後に息子が死ぬなどとは思いもよらない母。たわいもない、しかし最後の会話の交わす二人。
結局ウルトラセブンの活躍でホーク3号は操縦可能となり、寸でのところで衝突を回避、衝突を回避したフルハシは自爆装置を止める、って、おい、おかしいじゃないか。
回避してから自爆装置を止めているようじゃ、自爆、間にあってないじゃないか。これじゃ衝突しちゃってるよ。


おまけ、アンヌ隊員。
「700kmを突っ走れ」では、非番の日にダンと映画に行ったり、遊園地へ行ったりしている。もうキリヤマ隊長公認の仲?
でも隊長を入れても6人しかいないウルトラ警備隊、2人一度に休んで大丈夫なのか。

いやー、でもウルトラセブンっていいですねー。
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3 コメント

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あの頃。。。 (RASCAL)
2007-02-17 12:43:06
ラン子さん
あの頃って、「こんなに未舗装の道路が多かったんだ。」とか、「まだ炭鉱があったんだ。」とか、「公害で子供たちはマスクをしてたんだ。」とか、そんなことを思い出しながら見ています。

ジェイさん
またまた、極めてヲタクなコメント、ありがとうございます。
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マエノ博士 (ジェイ倶楽部)
2007-02-16 13:10:16
>美人のマエノ博士
マエノリツコ博士(確かそんな役名だったような)役は田村奈己さんでした。きれいな方でしたよね。
田村奈己さんは怪奇大作戦でもゲスト出演していました。
・・・でも当の本人は出演したことをあまりよく覚えていないようです。
(怪奇大作戦DVDのおまけ対談で本人が確かこんな様なことを言ってました。)
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ほう。。 (ラン子)
2007-02-16 05:39:30
先日、友人宅で友人のダンナさまが借りてきたDVDで怪獣とロボットが出てくるドラマを2歳の坊やといっしょに鑑賞しました。
あらためて見ると、その時代のファッションとかココロ躍らせたストーリー設定とか興味深かったですね~。
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