夢の話

夢、といっても、寝ているときにみる夢の話です。

今朝、神田川を、上野樹里と一緒に、上流から下流まで流される夢をみました。
現実の神田川よりはるかに水量が多く、濁流に服は脱げ、でも二人で協力して水道橋あたりからなんとか上陸、自分のオフィスにもぐりこんで、同僚のSくんに助けてもらいました。
久々に、目覚めるのがもったいない、痛快な夢でした。
しかし、なんで上野樹里かな？

夢のメカニズムっていうのは、未だによく分かっていないらしいですが、一説によると、脳の記憶をつかさどる海馬体が、メモリーを整理するために、普段は忘れているような古い記憶を引っ張り出して大脳新皮質に写しているのだとか。
レム睡眠と呼ばれる眠りの浅い時間帯が90分置きくらいにあって、海馬体はその度にこの作業をしているのですが、残念ながら人は起きる直前のレム睡眠時に見た夢しか記憶していません。
もっとも、私は、年とともに眠りが浅くなって、寝て1時間後位に一度目がさめてしまうので、一晩に２回夢を見てますが。

心理学に「夢分析」と言う分野があります。
フロイトの学説は、夢は深層心理を反映していて、蛇は男性器のシンボルだとか、果物は女性器だとか、夢をやたらと性的なものに結びつけようとします。
そんな面倒な学問は抜きにして、夢は、断片的な古い記憶をつなぎ合わせたものなので、覚醒時には思いもつかない、大変ユニークなストーリーに仕上がっています。

でも、文字通り、夢は儚いもの。大概は数十分程度でその内容をほとんど忘れてしまいます。
夢を忘れない方法は、枕元に筆記用具を置いておいて、朝起きたら、夢の内容をすぐにその場で書きとめてしまうこと。
自分は、こんなにも奇抜で鮮やかな夢を見ていたのかとびっくりしますので、興味のある人はぜひお試しください。

春眠暁を覚えず、今夜もまた楽しい夢がみれますように。。。