ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

銭湯のお話

2010-04-13 01:14:59 | その他
先週の日曜日にランニングに使った麻布十番の「竹の湯」、天然温泉です。

私の調べたところによれば、東京都内には826件の銭湯(東京都公衆浴場組合に入っている、入浴料450円の一般公衆浴場の銭湯のことです)があります。
戦後の都市部の人口の急増に伴い隆盛だった銭湯ですが、内風呂の増加と建物の老朽化、スーパー銭湯の出現などによって、残念ながらその数はかなりの勢いで減少しています。
実は、私の実家(文京区です)の隣も銭湯だったのですが、10年ほど前に廃業して、マンションになってしまいました。

銭湯は東京全域に満遍なく分布しているわけではありません。
東京都下には75件のみ、全体の90%以上が23区内にあるということになります。
単純に人口だけ見れば、都下の人口は都全体の1/3ほどですので、都下には銭湯が少ないということになります。
これは、銭湯が増えた時期(昭和30年とか?)には、都下の人口はまだ増えていなかったということでしょう。

もうひとつ、都心の区には銭湯が少ない。
銭湯が10件以下しかない区は、千代田区、港区、中央区、20件以下が文京区、渋谷区、目黒区。
夜間人口の減少、設備の老朽化、地上げ、ビル化、いろんな理由が複合した結果でしょう。
逆に40件以上ある区は、60件の大田区を筆頭に、足立区、葛飾区、江戸川区、板橋区、墨田区、世田谷区、周辺の人口の多い区です。

私が銭湯を使うのは、ほぼランニング絡みです。
数えてみたら、25件行った事がありました。


千代田区の3件、「バン・ドゥーシュ」「稲荷湯」「梅の湯」はもちろん皇居を走るとき。
四谷の「塩湯」「若葉湯」も皇居か御所。


「清水湯」は表参道の交差点近くにある、1年ほど前に改築になったてすごく綺麗な銭湯。
「鶴の湯」も北参道にありロケーションが良い。


大久保の「万年湯」「松の湯」は、焼肉屋とセットで、レース後電車で移動して利用することが多い。


八丁堀の「湊湯」、月島の「月島温泉」「旭湯」は湾岸地区を走るときに使います。


上野の「燕湯」は朝から営業しているので、午前中に走り終わるときに便利、上野は昼から居酒屋が開いてますし。
浅草の「蛇骨湯」は天然温泉、ここも飲みに行くときに便利です。


日暮里の「斉藤湯」谷中のアフター用、「大勝湯」は都伝荒川線の終点、三ノ輪の商店街の中にあります。


「テルメ末広」荒川を走った後、岩淵水門でバーベキューをやった時に。
町屋の「子宝湯」は、隅田川を走った後の焼肉アフター前に。

狛江の「和泉湯」、多摩川を走った時に。

八王子の「稲荷湯」は、高尾山を走った時。


吉祥寺の「弁天湯」、三鷹の「春の湯」、八坂の「双葉湯」は玉川上水や多摩湖自転車道。

一番回数を行っているのは多分東中野の「松本湯」、なんてったって自宅から徒歩数分のところにあるので、休日の午後、走って自宅に戻った時は、ここで癒されています。







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