ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

特定秘密保護法案

2013-12-18 22:41:18 | 政治経済
この法案については、巷間反対意見も多くて、騒然となりました。
確かに、日本は、他国民を拉致したりミサイルを撃ったりする国や、領土的野心をあからさまにする大国が隣国にあり、にもかかわらず国家機密情報に関しては「スパイ天国」と揶揄されるようなルーズな状況にあります。
そうした状況を分かりながらも、でも、この法案、胡散臭いところが多々ある。
なぜこの法案をこれほどまでに急ぐのか、現政権に対し、言論の自由に対する漠然とした不安は感じずにいられません。

でも、まあ、私は、そんなこと言ったってしかたないじゃんとも思っています。
だって、国民は、政治的混迷から脱し、日本が「決断できる国」であることを望んだんですから。これくらいのことは計算内と思わなければならないのではないかな。
ある時は政権の弱体、決断力のなさを責め、一方ではまた権力を与えすぎたと後悔する。
なんか、ないものねだりをしているように思えます。

日本国憲法には「国政は国民の厳粛な信託によるもの」であり、「その権威は国会における代表者を通じてこれを行使」されるものであるとあります。
国政を負託されるということは、都度世論を確認しその望むところを実行するのではなく、自らの公約と政治信条に基づいてなすべきことをなすということなのではないかな。

国民も、一喜一憂するのではなく、覚悟を決めて任せる。
そして、どうしてもそれが気に入らなければ、次回の選挙で政権交代をさせて、先の政権の法案を廃案にしてもらう。
それが健全な二大政党制ってもんではないでしょうか。
そうしなければ、また、日本は、決められない国に逆戻りしてしまう、私はそう思います。

でも、もうマスコミの関心は猪瀬都知事に移ってますよね。問題のレベルが全然違うと思うんだけど。

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