ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

地球(テラ)へ・・・

2007-04-04 00:24:59 | 漫画・アニメ
今度のTBS土曜6時枠は、なんと、「地球(テラ)へ・・・」。
竹宮恵子さんの、1970年代の名作です。

思えば、あの頃は、それまでの恋愛モノ一辺倒だった少女漫画の世界に、個性のある、本格的な作家が次々と登場した、少女漫画の第一回全盛期でした。
「ミモザ館でつかまえて」の大島弓子、「日出処の天使」の山岸涼子、「はいからさんが通る」の大和和紀、「どうしたのデイジー」の木原敏江、「つる姫じゃーっ」の土田よしこ。。。
キラ星のごとく登場した通称「24年組」、皆さん、昭和24年前後にお生まれになった先生たちです。
その中でも圧巻だったのが、「11人いる」の萩尾望都さんと、この「地球へ・・・」の竹宮恵子さん。
お二人ともSFが得意でした。
手塚治虫や石ノ森章太郎といった当時の少年漫画の大御所の先生でも、ここまでSFを描ききれる方はいなかったと思います。

個人的には、萩尾望都さんの「11人いる」「スターレッド」がすごく好き。
この「地球へ・・・」、確かに読んだんだけど、ジツはストーリーをはっきり覚えていない。
ミュウと呼ばれる超能力者が主人公だったような、なんか、ガンダムSEEDの、ナチュラルとコーディネーターのような話だったような。。。
いずれにしても、もう30年くらい前の作品なんだから、こっちが原型だよね。

昭和の名作がTVでよみがえる、すごい楽しみ。
今週の土曜は、箱根に試走に行くのでナマで見られない。録画しなきゃ。


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3 コメント

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はあと! (あくび)
2007-04-04 08:49:35
私も萩尾先生の作品のほうが好きでした。竹宮せんせいは「天馬の血族」が好き。山岸涼子先生も近年大人買いしてます。どの作家さんも絵もストーリーも個性的で奥行きがあって、素晴らしいですよね~。
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 (ぱんくろう)
2007-04-04 19:20:13
萩尾望都を知ってるんだ!!
さすがラスカルさん・あくびさん!!
僕は萩尾望都の「ポーの一族」を読んで感動しました。
高校生のころです。
「ポーの一族」しか読んでないけど
独特の世界、線・・・衝撃でした。
竹宮恵子のテラへも読んだことがあるけど、
そんなに感動しなかったな。
僕も萩尾望都ほうが好きです。
返信する
萩尾望都 (RASCAL)
2007-04-04 23:57:34
あくびさん
竹宮せんせーの作品は、「ファラオの墓」「地球へ・・・」「風と木の詩」「イズァローン伝説」と読んだはずですが、あんまりストーリー覚えていないんですよね。
一番覚えているのは「私を月までつれてって」、全然他の作品とは作風が違う、カワイイ系のやつですけど。
山岸せんせーは、やはり「日出処の天子」、歴史オタクですから、これはしっかり覚えてます。
まあ、30年前の話ですから、、、

大人買い、いいですねー。
子供の頃はできませんでしたもんねー。
大島弓子全集全10巻を読破した「た」さんみたいな人もいるし。
そういえば、この間「どろろ」を大人買いしたっけ、全3巻だけど。

ぱん様
そうですよねー、萩尾望都といえば「ポーの一族」、
美形の吸血鬼。
でも自分的には、萩尾せんせーの最高傑作は「スターレッド」と思ってます。
火星生まれの超能力を持った女の子が主人公、全然30年前の作品とは思えない、今読んでも全く遜色のない名作です。


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