ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

「長門有希ちゃんの消失」最終回と「長門有希の100冊」

2015-07-19 09:03:20 | 漫画・アニメ
長門有希、言わずと知れた涼宮ハルヒ・シリーズのサブキャラ、銀河を支配する情報統合思念体によって、情報爆発を引き起こした涼宮ハルヒを監視するために送り込まれた、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイス。
ま、本線の涼宮ハルヒシリーズは、原作の小説も、アニメも、ファンをほったらかしのまま中途半端で無期中断。
もういい加減忘れかかっていたところに、スピンオフの「涼宮ハルヒちゃんの消失」のそのまたスピンオフもの「長門有希ちゃんの消失」がアニメ化。

原作が四コマ漫画で、制作も京アニではないので、作品の出来栄えはオリジナルとは比べるべくもないのですが、それでも声優さんが一緒なので、気分は出ます。平野綾さん、後藤邑子さんは、久しぶりにお声を聴きました。

内容も、最初はなんじゃこれと思ったのですが、回を追うごとに、慣れてきたのか、実際そうなのかは分かりませんが、クオリティが上がってきていたように思います。
11話くらいからは、あれ、これ、京アニじゃなかったよな、と思えるようなシーンもいくつかありました。

ストーリーは普通のラブコメで、長門有希も、見た目通りの、小柄で無口で内気な普通の高校生、宇宙人でもなければ、特殊能力もありません。
それと、オリジナルの長門有希と言えばいつも部室でパイプいすに座って本を読んでいる、根っからの読書好きですが、この長門有希は本ではなくてゲーム好き。
それでも、交通事故がきっかけで性格が変わった時は、オリジナルの本好きになりました。
「星を継ぐもの」「ハイぺリオン」いかにも長門有希といった本が、アニメにも登場しました。

「長門有希の100冊」と呼ばれる読書リストがあります。
部室の本棚にある長門有希の愛読書という設定で、04年に発表されたもので、人類の言語ではない本が2冊入っているので、実際には98作品。
これを読めば、長門有希の頭の中が分かる?
かなり偏った選書で、私の既読書は夢野久作の「ドグラ・マグラ」1作品だけでした。
この「ドグラ・マグラ」も、大正か昭和の初期に書かれたものだと思いますが、実に難解なミステリー・ホラー。
角川文庫で出版されているし、電子書籍リーダーがあれば青空文庫で無料で読めます。

あと97冊、少しずつでも読んでいきたいかな。
長門有希の頭の中を理解するために。
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