ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

劇場版「涼宮ハルヒの消失」

2010-02-18 21:47:06 | 漫画・アニメ
劇場版「涼宮ハルヒの消失」、見てきました。
仕事が終わってから20時40分からのレイトショー、おひとりさまです。

遅い回だったこともあったのでしょうか、男性比率約90%、カップルがまばらにいるくらいで、ほとんどが男性同士、私のようなサラリーマン風のおひとりさまも3割くらいいたかも。

ストーリーは、京アニらしくTV版同様原作に忠実、私は原作既読(しかも2回読み返した)なので、ストーリー自体にどきどきハラハラすることはありませんでした。
「消失」は、「笹の葉ラプソディ」「エンドレスエイト」「涼宮ハルヒの溜息」など夏から秋、クリスマスと繋がる一連の話なので、TV版を見ていないと今ひとつストーリーを理解できないかも。
でも、まあ、そんな心配いらないくらいハルヒ・フリークっぽい客層、後ろの席からは、「1回目で見落としていたところがいろいろ見つかるね。やっぱり2回見ないと。」みたいな会話が聞こえてきます。

「消失」は、タイトルこそ「涼宮ハルヒの消失」ですが、長門有希のお話です。それもかなり切ないお話。
あまり書くとネタばれになるので控えますが、感情を持たないはずの対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドの有希が起こしてしまった事件、自ら緊急脱出プログラムを準備した時の彼女はどんな気持ちだったのでしょうか。
声優の茅原実里さんがアカペラで歌うテーマ「優しい忘却」もこれまた切ない。

唯一原作と設定が大きく違ったのは、ラストの有希とキョンとお話しするシーン。
キョンの見せ場でもありました。
病院の屋上からの夜景がきれいで、ビジュアル的には原作よりこの方がずっといいかな。

背景がかなり丁寧に描かれていました。
祝川が夙川で、光陽園が甲陽園、兵庫県西宮市一帯の風景が、かなり忠実に書き込まれているんでしょうね。
機会があったらジョグしてみたいです。

ところで、ハルヒがいないことでパニックに陥ったキョンが、クラスの出席簿を取り上げるシーンがありました。
数秒間で都合3回、ハルヒの名前がない出席簿が画面に映し出されました。ここでキョンの本名が分かるのではないかと一瞬緊張したのですが…
始業式の日にクラスで自己紹介をした時、キョンは真ん中くらいの列にいて、その後ろがハルヒだった。席が出席番号順だったとしたら、ハルヒの前の出席番号がキョン。
坂中、鈴木、瀬能、、涼宮がいたとすれば瀬能の前だから、その前の鈴木がキョン?と思ったのですが、下の名前が全部女の子っぽかった。
出席番号が男女別ってことですか。私の母校では、出席番号は男女混合だったのですが…残念。
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