ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

「中二病でも恋がしたい」最終回

2012-12-23 10:15:13 | 漫画・アニメ
最初はコメディと思っていましたが、昔で言えば「とらドラ!」のパターン、実に、最後はラブコメどころか、かなりシリアスなお話でした。

人は、子供から、思春期を経て、大人になっていく。
中二病は、思い出すのも恥ずかしい、見ていると痛い、その過渡期の状態。
高校生にもなって中二病まっただ中の六花と、中二病を無事卒業した勇太のお話。
でも、六花が中二病になったのは、ダークフレイムマスターこと中学時代の勇太の姿に励まされてのこと、勇太のように強くなるために、六花は邪王心眼を手に入れ、遅咲きの中二病になった。


現実を受け入れ、中二病を卒業しようとする六花、それは勇太の元を去ることも意味する。
それでいいのか、勇太、お前はダークフレイムマスターではなかったのか。
追え!(ETかっ!)


救い出せ、手を差し伸べろ。


飛び込め、六花!
邪王心眼を取り戻せ!


不可視境界線を眺める二人、ハッピーエンドです。
めでたし、めでたし。


最後のナレーション。
「人は時に妄言を吐き、突然変わる世界を夢想し、遠い未来を 想像し、存在しない大恋愛を頭の中に描く」
「それは生まれてから死ぬまで、人の中で延々と繰り返される果てしなく繰り返される」
「悲しくて恥ずかしくて愛おしい 自意識過剰という名の病、自分という名の避けては通れぬ営み、そう、人は一生、中二病なのだ」

そういえば、自分も、未だに、時々中二病になってるかも。

京アニといえば、自分の中では「ハルヒ」なのですが、「けいおん!」「氷菓」そしてこの「中二病でも」、日常系の秀作が続いてます。
京アニさん、次回作も期待してます。

ところで、どうでもいいことですが、「小鳥遊」と書いて「たかなし」さん、現実には日本で6世帯しかない珍名さんらしいのですが、アニメの世界では何故かたくさん存在します。
「パパのいうこと聞きなさい!」の小鳥遊空、美羽、ひなの三姉妹とか、「ブラックロックシューター」の小鳥遊ヨミ。
「WORKING!!」の主人公が小鳥遊宗太。
「まよチキ!」のヒロイン、近衛スバルの母方の姓が小鳥遊で、男装を解いた時には「小鳥遊ぷにゅる」
を名乗ってました。
最初にこの名前をアニメで見たのは「タユタマ!」の小鳥遊ゆみな。
そして今回の小鳥遊六花。
私の知っているだけで、アニメは現実に追いついているのですが、なんでなんでしょうか。
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