昨年秋に咲いたバラの中で、一番好きだったのが『ミセスアイリスクロー』であった。
ところが今春は寒さのせいか、一番花は5センチくらいの縮れた悲しいもので、がっくりして
いたら、最近になってきれいに咲き出してくれた。
ツルバラの他はほとんど終ってしまったので、とてもうれしい開花である。
相変わらず風が強いので、朝起きて庭を見ると、芝生は一面散ったツルバラの花びら
だらけになってしまう。
掃除していると散歩中の人がイロイロ話しかけてきて、何分も立ち話をしてしまうこともある。
諸事情あって、半ば隠遁するつもりで引っ越してきた御宿であったが、思いがけず人との
関わりが増えているような気がする。