練習に通っている吹奏楽団は、来月コンサートの予定である。
アンコール用に配られたのが『夏は来ぬ』であった。
本番では合唱も加わるということで、代表の方がお見えになって一緒に歌っていた。
おそらく専門の勉強をされたのだろうが、結構年配の方なのに、ハリのあるとてもきれいな
声で感動してしまった。田舎にもすごい人がいるものだ。
それにしても、『夏は来ぬ』なんて歌はすっかり忘れていたが、なんともいえない情緒のある
とてもいい曲である。
山の緑に囲まれて、鳥の鳴声の中、この季節にピッタリの歌であった。