『古楽の楽しみ』は合奏協奏曲の系譜をたどる1時間。
ジェミニアーニはかなり好きな作曲家で、録音も楽譜もかなり持っている。
コレルリとアレサンドロ・スカルラッティの弟子だけあって、あの時代にあって
あまりギャラントな傾向にいかなかった。
でも、もしアレサンドロの息子ドメニコに師事して、イギリスではなくスペインに
でも行ってたら、どんな作風になっていたのだろうか。
時折姿を見せる、メランコリックな旋律をもっと突き詰めて、対位法に依らない
自由な曲も聴いてみたかった。
購入して庭植え待ちの『ジャスミーナ』が開きはじめた。
可愛いねえ、オジサンはイチコロである。