トルストイの事ではなく、ジョイス・ディドナートのアルバムタイトル。
私的には死ぬ程上手い超技巧派のメゾという認識だったのが、古楽の楽しみで
最新CDを聴いて、ハンパない衝撃を受け即CD購入。
これまで、ヘンデルのアリアを聴いて落涙したことなんてなかった。
で、最近の悩み。
私の本質はどうもロマンティックの極みで、歳を経る毎にそれが顕著に
なって来てしまっているように思う。
カール・リヒターも晩年はバリバリのロマンティックバッハを弾いていた。
リヒターより長生きしている私も、それが自然の流れなのだろうか。
今回のCDはそんな悩みへの答えだったと思う。
ディドナートだけでなく、伴奏のイル・ポモ・ドーロにも礼を言いたい。
演奏の仕方変わっちゃうよ。
来月のコンサートが終わってから聴けば良かったかも。