御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

チェンバロコンサート

2018-01-29 09:45:07 | 音楽

    

ここ数年、町主催で冬に行われていたチェンバロコンサート。

  

予定が合わず一度も行けてなかったのが、やっと出掛けられた。

   

平井み帆さんはCDを何枚も持っているし、阿部早希子さんはヴェスプロの

ソリストを務める程の、古楽も歌えてその他なんでも出来るスーパーソプラノ。

   

よくこれだけの人達を毎年呼べるよね。さらに無料でエライ。

   

プログラムは大変参考になった。特に前半。

   

田舎だからって、有名曲を並べることは一切無く、カベソン、フレスコバルディ

マリン等々の渋い曲が続いて、平井さんが補筆したドメニコ・スカルラッティの

ファンダンゴがラストという見事な構成。

   

当時のヒット曲『Con que la lavaré(何を使って洗いましょう)』は、涙が出て

来て困った。

   

  何を使って洗いましょう?
  私のこの顔を?
  何を使って洗いましょう?
  なんてみじめな私の暮らし

  お嫁に行った人たちは
  レモン水で洗ってるのに
  私だけがひとりきり
  憂いと悲しみで洗います  

  

歌が上手いって無敵だ。 

   

素晴らしかったけど、ホールの残響ゼロなのが悲しい。

   

こういうコンサートを毎年やってるってことは、役場に古楽好きなヒトがいるに

違いない。

    

売り込むか。

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