『パリは燃えているか』のスコアを購入。
連日ガン見。
メシアンの高弟だった加古隆の書き出しが、Bbm→Gm7→FmつまりⅣ→Ⅱ→Ⅰで、曲全体が
この超王道進行で決まる。
ウーン、どうしたらイイんでしょうか。
でも、これは『フツーの調性音楽を(も)書きなさい』というお告げの様な気がしてしょうがない。
こういう作風とは無縁の西村朗も「頭の先から足の先まで沁み込んでいます、セツナイですね」と
言ってたし、昔のブリュッヘンも二面性を持つことは可能だと言ってた(正確には二面性を持つ
ことは可能だが三つの事を同時にすべきでない=古楽と現代音楽だけに専念する→古典派
ロマン派からは手を引く。後にこの音楽にも手を付けたけどね)。
せめて20年前に気付きたかったけど、人生後半戦、この先頑張ります。