ウクライナ生まれの音楽家で、昔から私に最も刺さっているのは
おそらくナタン・ミルシテイン。
はじめてブラームスの協奏曲を聴いたときの衝撃は、今でも覚えている。
生きてたら、悲しむだろうな。
ゲルギエフが、オーケストラやマネジメント会社から次々とクビを
言い渡されている。
アーティストに、政治的立場の表明を強要する事の是非は、私には
分からない。
ただ、彼が北オセチアの小学校で起こったテロ事件直後の演奏会で
涙を流していたのを思い出せば、その心中は察するに余りある。
今、物凄くツライと思う。