私のフエ人生で最大の危機は、中学生になってアルトを吹かされた時。
アルトはソプラノ(C管)より4度低い(F管)なのに、ソプラノと同じ
in Cの譜面を見て移調しながら吹くなんて、出来るわけないじゃんと全く
納得できなかった。
でも、それからウン十年。
フエは特殊なモノ(Bb、G等)を除いてC、D、F管で、全てin Cの譜面を
見て吹く。
ト音、へ音、ハ音記号全てで。
ハ音記号はキリが無いのでともかく、こんなことを何十年も続けていると
移調能力がイヤでも身に付く。
作編曲に際してはかなり有利。
フエを吹いてて良かったと思う瞬間。
妻とコードやスケールのハナシをしていると、???。
妻はトロンボーン(Bb管)吹きなので、中学生の頃からin Cの譜面を
見てCをレと読み換えて長年吹いてきたので、実音ベースでのハナシが
ナカナカ通じない。
気の毒に、でも今後のために頑張れ。
なんで、楽器によって移調譜と実音譜が存在するのか、ネットを見ると
はじめから半音階が演奏可能だった楽器は実音譜で、そうで無い楽器は
移調譜(トランペットとかホルン等)と書いてあった。
でも、じゃあクラやサックスは何で移調譜なのか。
その楽器が出現した時代と思えなくもないけど、ユーフォも実音譜で
吹くヒトの方が多いよね。