NHKFM『古楽の楽しみ』の内、海外ライブ特集の週だけ聞き逃し番組で
聴けるようになった。
今週前半はイエテボリ・バロックの演奏会。
ヘンデルのコンチェルト・グロッソなんて、何年ぶりに聴いたんだろう。
12曲を1ヶ月で作曲してしまったことで有名だけど、粗製濫造なカンジは
全くしない。
自由楽章もイイけど、メヌエット等の舞曲が優雅でとてもキレイ。
繰り返された時に主題が低音に回るのがオシャレ。
続けてアリオダンテとリナルドからのアリアが素晴らしい。
当時はカストラート(去勢された男性歌手=当然現代ではムリ)で歌われた
曲を、ダニエル・カールソンのカウンターテナーが見事に歌っていた。
やっぱ、昔みたいにバロックをもっと聴かないとダメね。