Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2004年10月25日Les Rotas & Denia

2009-08-13 05:33:10 | キャンパー旅行記 2004

Benicarlo のキャンプ場を出てバレンシアの環状道路(これが無料の高速道路)を通ってDenia の町までやってきた。バレンシアの前Castellon 位からDenia 間ではあたり一面のオレンジ畑。あんなにオレンジ畑が延々と続いていたのを見たことがない。そしてもう40年も昔、新幹線で東京から京都へ向かう途中に静岡で見たミカン畑を思い出した。小さな男の子が”ワァーすごい、蕁麻疹みたい”と叫び、社内のみながニヤリとしてしまった。あれ以来事あるごとに思い出す。

Denia の町に入ったらまた海辺の道路を3-4Kmも行きやっとLes Rotas のキャンプサイトにたどり着いた。この田舎のキャンプ場がスペインで一番安かった。
キャンプ場の設備も整っていて海に近く泳ぎたくなるようなきれいな海だった。
このキャンプ場、ほとんどの人がイギリス人で毎年来ている人たちや、この地で越冬をする人たちらしい。サテライトテレビにキャラバンとサイドオーニング、自転車、バイクを持ち込みもうほしいものなしで来春まで穏やかなスペインの冬を過ごすのだろう。本当に年寄りばかり、それに何処に行っても必ずおしゃべりでおせっかいな英国人のおばさんやおばあさんがいていろいろ教えてくれる。
バス乗り場を丁寧に教えてくれたおばさんたち、6人も集まったら最後はイーストエンダー(テレビの連続ドラマ)のストーリーを教えあったり・・・全くもうー。

 

Deniaの町もイギリス人が多い。今週は学校の休みの週で子連れのホリディーメーカーもいるが何しろ目に付くのが年寄りの英国人団体散歩団、スペイン人のじいちゃんばあちゃんでわさわさしている。どんなに一人一人きれいにしていても、団体になると個性がなくなって、ただの年寄りに見えるのだなと思ってぞーとした。

 



お城の開門を待っていた英国人夫婦と子供二人、そのダンナの垂れ下がり異様に膨れた腹を見て気分が悪くなった。それも上半身裸で町をのし歩いている。こちらが恥ずかしくなる。そのカミサンも同じような体型.ガキ二人もすぐ肥満児になりそうな様子だった。

廃墟のデニア城からデニアの町が見渡せる。

  

 

キャンプサイトの近くの丘にも登ってみたがここは田舎で大して見るものがなかった。

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1 コメント

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Unknown (s)
2009-09-03 07:01:02
空が碧いですね。(こんな漢字、手ではけして書けない)もう薄ら寒くなってきたこの国におさらばするのも、もうすぐですね。イイナー。
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