Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2004年9月25日 Dijon

2009-08-28 00:00:42 | キャンパー旅行記 2004

キャンプ場の皿洗い場で朝食後の皿を洗っていたら、私と同い年のおばさん、髪は白くて本当にお婆さんと呼んでもおかしく無い人が話しかけてきた。
彼女のお父さんは第一次世界大戦で戦ったことが在るそうで、彼女はお父さんの二度目の結婚でお父さんの43歳の時に生まれた娘ということだ。叔父さんが彼の妹と結婚した戦友で,その叔父さんの残した戦争日記を元にベルギーのその地を訪れようとしていると言う。
えらく話し好きのおばさんで、私がトイレに行くまでしゃべっていた。まるで彼女の人生を全部聞いてしまったような気がしたが、彼女自身のことは何も知らない。

Dijon はキャンプ場からゆっくり歩いて30分、旧市街に入ってゆくときれいな屋根の大教会が目に付く。

 

あの教会の写真を撮ろうと近くへ行ったら教会の鐘が鳴り始めた。今まで聞いたことも無いような鈴が鳴るような軽やかな鐘の音、あの鐘につられて教会の中へ入ってしまったのだ。
大教会の中は何処もほとんど変らない。ステンドグラスと一面に並んでいる椅子。この教会で変っていたのは後ろの巨大なパイプオルガンが奏でているミュージック。何処でも聞いたことのある映画音楽を演奏していた。つい最後まで聞きたくなり亭主に15分待ってもらい座り込んでしまった。5分で音楽会は終わり10分はただボーゼンとして大教会の中を見ていた。大いに感激又明日も来たいものだと思った。

 

 

フランスのこのあたりだけかどうかはわからないが、小さなトイドッグを連れた年寄りが多い。それならイギリスと変らないが公園や芝生の上に犬の糞がいたるところにあるのはいただけない。
気になってくるとあちこち平気で糞をさせている飼い主をキッとにらむようになってしまった。フランスの芝生は便所か?これぞ本当のフンガイもの。

 

昨日歩いた道をジョギングしたら18分で往復してしまった。だから続けてキャンプ場の入り口を通り越して走ったら500メーター先に大きな湖が開けた。半分くらい行って帰ってきたらやっと体が温まって気分が良くなった。本当に毎日寒い。

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