Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2004年11月1日 Way to Granada

2009-08-09 05:32:12 | キャンパー旅行記 2004

今朝はグラナダへ向かった。地中海の海岸線までのビニールハウスは北へ向かうMotril あたりまで広がっていたが、山中へ向かってゆくとサトウキビらしいケーンの畑と桑の木のような低木が続くようになった。キャンパーは途中で止まってくれないがいろいろ見ているうちにやっとわかったのが、あれはカスタード・アップルの木。今まで見たことがなかったので、そうかあれがその木かとうれしくなった。道路わきでマンゴーとカスタード・アップルを売っている人がいて買いたかったのに停まってくれない。Motrilからグラナダへは山をぐんぐん登ってゆき目の前に大きな崖が立ちはだかる。そのがけを迂回しキャンパーは高度を上げてゆくので亭主は気圧で耳が圧迫されるのを感じるという。

 

 

 

グラナダから12Km 南の岡の上のSuspiro Del Moroのキャンプ場にチェックインした。すぐキャンプ場の付近を散策、今日はすばらしい青空だが風は身を切るほど冷たい。遠くのシエラネバダの山脈は雪で覆われている。昨日までの地中海の太陽がなつかしい。あたりは一面なだらかな丘で麦畑の収穫跡か黄色とテラコッタ色の高原と明るい感じのオリーヴ畑が広がっている。

 



このキャンプサイトにイギリス人の年金生活の夫婦と彼らの娘夫婦に3人の子供たちがいる。おじいさんが来てうらやましそうに私たちのキャンパーのことを聞いた。彼ら夫婦はスペインを回ってそのうちに英国へ帰るつもりらしいが、若夫婦と子供たちはこのあたりに家を買って落ち着くつもりでスペイン語を習い家を探していると言う。子供たちの学校のことなどどうしたのだろうかと気になる。ダンナの仕事は見つかるだろうか?先に家を探して子供たちをつれてくるべきじゃないのか?といらない心配。10歳くらいの女の子と6-7歳の男の子がトイレのハンドドライヤーで温まっているのを見てかわいそうになった。
英国はもう寒い?と聞いたらイエスと答えた。ここも相当寒くて今晩は久しぶりにストーブを入れた。

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