13日日曜日は朝から激しい雨。雨具を持ってなかった私にパトリックはほねが1本だけ折れた大きな傘を貸してくれた。
雨風の激しい中をコニスボロー城へ、このお城外観は崩れ落ちた城に見えたが、城壁内のタワーだけは新しくみえた。
このタワーは1170年代に建造され、タワーを囲む城壁内には城内で働く人たちのアパートや大きなキッチンが建てられていた。
城内のあちこちにこのような説明案内が見られる。
10-15世紀はこの城壁内で、たくさんの人たちが生活し、戦の計画を練ったり、御馳走を食べたり結婚式をあげたりしていた。
タワー内の壁に投影されたスチュアートがこのベースメントの歴史を語る。
タワーの一角に作られたトイレ、人間が生きていくうえで絶対必要な設備だが、この城へ来るまで、一度も 城内の昔からあったトイレを見たことが無かった。
どんなに古い建築物でも必ずあったのが、城内のチャペルでここは小さいながらしっかり保存されていた。
この説明版は当時の城内の建築物の模型を示したもの。
タワーの最上階から見た城壁と町の様子。城壁内は草原の様になっているが、過去にはアパートやキッチンが作られ賑わっていたという。
1819年に発売されたウオルタースコッツのアイバンホーはこのお城が舞台だったという。
10-12世紀のレィディと呼ばれた人たちの服装。
この城は18-19世紀には廃墟になり、現在は English Heritage に管理されている。
このお城の近くに南ヨークシャーでは一番古い セイント・ピーターズ教会がある。8世紀からこの地に建てられた英国国教。
英国国教(Church of England)の内部はステンドグラスのほかは特に派手な色彩もなく、デコレーションはシンプル。
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