先日ケントの友人から桜の花の写真が送られてきた。これはケントのべネンドン(Benendon)村の有名な桜園の太白と言う桜で、1920年代日本では絶滅し、英国のこの木から接ぎ木して再生したものだという。これには長いストーリーがあり(http://www.news-digest.co.uk/news/features/15355-collingwood-ingram.html
上記のストーリーを見ていただきたい。
この太白と言う桜は一つの花が直径5-6センチもあり、友達は今までであんなに大きな桜の花を見たことがないと言っていた。
昨日行ったグリニッチの花壇にも数種の桜があり、そのほかにこの4月に咲いている花々を紹介したい。
今から咲き始めるピンクの八重桜、英国のあちこちで見られる。この花はアメリカのポトマック河畔にも植えられていて、人々を楽しませている。
この花は太白程の大きさはないが、普通の八重桜よりも花のサイズが大きかった。この公園には花の名前などが書かれていないから種類や名前が判らない。
まるでかんざしのような純白の花の中に、ちらちらと咲いているピンクの可憐な花が素晴らしい。
一重の花びらながらこれだけびっしりと花が咲いて見事。
純白の八重桜はまだ1分咲き、この花は花一つづつは大きくないが八重の花びらが固まって咲きだすと見ほれるほど美しい。
昨日は風が身を切るほどに冷たくて、それでも桜の木の下でピクニックをしていた家族連れ。
この公園では今を盛りの椿と山茶花が見事だった。
八重咲の椿もウルトラ満開。一重の椿はサイズが直径10センチ以上もあった。
姫椿とでもいうのだろうか?
これは椿か山茶か?
白の八重の花びらもあったが、写真を失敗してしまった。
石楠花とつつじは本来ならば5月から6月に開花するのに、この公園にはもうしっかり咲いていた。
英国では石楠花の種類が非常に多く、木も巨大になるが、ここではコントロールされていて、こじんまりしている。
もう最盛期を過ぎたような石楠花(シャクナゲ)。
つつじ2種。
馬酔木(あしび)は毒があり馬がこの葉を食べると酔ったようになることから、このような漢字が充てられている。
芝生のあちこちに植えられている春の花。
チューリップとウォールフラワーのアレンジ
色とりどりのパンジー
白の水仙とブルーの勿忘草(わすれなぐさ)
白の水仙と黄色のパンジー
黄色のラッパ水仙とブルーのパンジー。
ヒヤシンスとパンジー
白の勿忘草(わすれなぐさ)とチューリップ。チューリップがまだ開花していないので色のコントラストが判らない。
花壇の春の花の中では一番色彩あふれたチューリップと雛菊(ひなぎく)の群生。
色とりどりのヘザーの花がカーペットになっている。
在英47年で初めてこんなに素晴らしい花畑を見つけた、ラッキーな一日だった。
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