タヴィラのいつもの場所に落ち着いてもう2週間経ってしまった。
この2週間の間に昨年まで一緒にラジオ体操をしていたメアリーとピーター夫妻、まだ50歳にもなっていない若いヴァネッサとデェィヴ夫妻が着いた。フランス人のミッシェルとエドモンダ夫妻も昨日着いた。
アランとエプリㇽ夫妻は最近ポルトガルの中央部に一軒家を買い、2週間の予定で家の掃除へ行っている。彼らは昨年からポルトガルに落ち着く話をしていて、この夏9月上旬からポルトガル北部のハウスエージェントを訪ね歩いていた。
キャンプサイトの巨大なオリーヴの木には今年は鈴なりの実が着いた。6リッター入りの水のボトルに黒とグリーンのオリーヴの実を塩漬けにして灰汁出しをしている。
町へ行く途中の家々の前庭にはいろいろな果物や花が咲いている。青紫の朝顔の花ももう時季外れ、昨年も鈴なりだったパパイアの木に今秋もたくさんの実がついている。
クリスマスには小さな鉢植えのポインセチアが店先に出るがポルトガルではこんなに巨大な木になる。
ここポルトガルでしか見たことの無いこの花は10月に花が咲いて、春に葉が出てくる。芝生の上にカーペットのように花弁が散っている。
10月半ばにポルトガルへ来たのは初めてで、オレンジもレモンもまだグリーン。ブーゲンビリアの花は南国ノシンボル。もう1週間以上晴天が続き30度近くの暑さ、こんな気温は英国の夏では1週間くらいしかない。暑さ負けして毎日昼食後は昼寝しないでは体が続かない。
取り残しの海塩が残っている塩田ではカモメが昼寝をしているのらしい。彼らもシアスタがあるのかしら。
夏の間に働いた汗の結晶、塩の山は塩田のあちこちや、製塩所の広場に見上げるような山になっている。
夏の間中咲いていた鬼アザミは枯れて綿毛になっている。来春2-3月には新しい芽が出てきて又花のサイクルが繰り返される。
この花は雑草ではないが、あまりにもどこでも見かけるので栽培植物には見えない。サイトの中も道端でも今から来春まで長い花の時期がある。
スパーマーケットで見つけたこのかぼちゃは北海道と名前入りだったから買ってみたが、日本のおいしいかぼちゃには程遠い水っぽいものでがっかりした。
ところでこの巨大な茄子はマイクがポルトガルの知人からもらったものだそうで、1個を私にくれたものだが、日本の茄子はこれだけ大きいと種が多くてかたくて食べられないと思う。この茄子は実がしっかり詰まっていて種がほとんどなく一回ではとても食べきれなかった。半分を茄子とミンチ肉のカレーにしたら亭主が喜んで食べていた。
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