キャンプサイトには各国の人たちがペットの犬を連れてくる。毎冬3-6ヶ月をこの国で過ごすのだからペットを自国においてくることはできないだろう。
英国は島国で以前は動物の出入国が厳しかった。いつの頃からかは知らないがペットも検疫したうえチップを埋め込んで出入国が可能になった。帰国のフェリーに乗る一日前には港の検疫所で検査を受け証明書が必要になる。
私達のキャンパーの周りにはスエーデン人とフランス人が多くそれぞれかわいい犬を連れてきていた。
このかわいいトイプードルは2匹で一匹がカメラ慣れしてポーズをとるがもう一匹はすぐ逃げ出してしまう。その犬達が行ってしまったあとに隣に来たスエーデン人はこの大きくて毛並みのいいラブラドアで人懐っこく優しい。
キャンパーの向かいに長く滞在して3月中旬に帰国したフランス人の2匹の犬はキャンパーの近くに見慣れぬ人が来ると吠えまくり連られて向かいの小さなプードルが吠える。この小さなプードルはまるでこの地域を司るボスの態度でとっても生意気。私達はミニボスと呼んでいる。
朝9時にジムでラジオ体操をしていると、犬を連れて散歩している人たちが多い。ほとんどが小さな犬だが一人のおじいさんだけ彼によく似た太った犬を連れていて犬に似た買主に思わずニヤリとしてしまう。
サイトから散歩に出ると何時も出会うのがこの黒犬で、首輪をつけているから飼い犬に違いないが、どこまでもついてきて本当に困ってしまう。散歩の通り道でポルトガルの住宅の2階から吠える犬がこれ、窓まで伸び上がって外を見ているらしく、彼が見えない時はどうしたのかと気になる。
タヴィラの田舎道を歩いているとほとんどの家が番犬として獰猛な犬を飼っていて、私達の姿が見えなくなるまで歯をむき出して吠えまくる。そんな中で時々しっぽを振って人懐こい犬がいて、これじゃ番犬にならないじゃないかと心配してしまう。
この2匹は小さくて可愛いのに近寄っても唸って決して触らせてくれず、目つきが悪い。
一応番犬のつもりなのだろう。
ポルトガルの1月2月には、羊、牛、やぎなどが子供を従えっている。早いものでは12月に出産しているから、子牛や子羊なども英国の動物たちよりずっと大きい。
おかしかったのが農場から逃げ出してきたらしい黒豚の家族で、自動車に追われてこちらへ逃げ惑い、黒人のジョガーに追われてキーキー叫びながら逃げていった。
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