観光バスは有名建築物のあたりで乗り降り自由、きれいな建物があると降りてあたりを見て歩き、写真を写しとこの土曜日は夕方遅くまでバスで巡り歩いた。
日曜日の朝10時にバスはキャンプサイトからセビリアの町へ、そして帰りはセビリア発6時半しかない。セビリアに着くとすぐ一番有名な大聖堂へ行ったがこの日は中でミサをしていて観光客は入場できず、観光バスの2日券も朝10時までという。まったく詐欺じゃないか。
日曜日は美術館も2時で閉まり散々だったが2箇所素晴らしいところへ行けた。
アルカサールと呼ばれるセビリヤ王宮の素晴らしさはどうだ。9世紀に建てられたこの宮殿と庭園は現在に至るまで王侯貴族の好みによって改装、最新化が図られ、この世に極楽があるなら(なくなった母はこの世にこそ地獄も極楽もありあの世にはないと信じていた。)これこそと思わせた。アルハンブラ宮殿は廃墟の雰囲気が漂っているが、ここは今現在も命に満ち溢れているような雰囲気がある。
もうひとつはスペイン広場で1929年の博覧会にスペイン広場、アメリカ広場という大掛りな建築複合体を設計建築したもんだという。現在ではここセビリアの顔になっている。
宮殿とスペイン広場の写真は次の章にお見せしたい。
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