Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

スコットランドの旅 (13)Loch Lomond to Garliston Campsite

2009-07-17 21:40:06 | スコットランドの旅

クララエ・ガーデン(Crarae Garden)をでて車をグラズゴー方面に向かって南下しましたが、途中に期待していたキャンプサイトがなく、午後4時頃になるとポールがあせりだして、一番近くのサイトを探し出したのがロック・ローモンドのキャンプサイト。ここが4週間のこの旅の中では一番高くて22ポンドでした。ロック・ローモンドの南端の町バロック(Balloch)辺りはクルーズ客の為のホテルやBBが多く湖畔に大きなショッピングブロックがあり、観光案内所も充実していました。ロックに注ぐレーベン河はヨットハーバーのごとく停船でいっぱいでした。夕方ロック・ローモンドの畔を散歩しただけで翌朝早くに南アイシャイヤー県に向かいました。
この日は空が抜けるような青空で週末の始まり、たどり着いたキャンプサイトは、満員で断られましたが、夕方もう一度来ればどこかに押しこめてやるといわれていってみると連れて行かれたのが丘の頂上。電気だけはつなげることが出来ましたが、トイレやシャワー、皿洗い所など500メーターも丘を下りなければならず、夕焼けが薄れてきた丘の上は露が降りこの夏一番の寒さでした。

南アイシャイヤーの海岸線ははるか水平線に丸く座っているようなアイルサ・クレイグの島(写真5)が見えます。この島も海鳥の宝庫ということを帰ってからテレビで知りました。穏やかな海辺を走っていると海岸線に見えた立派なモニュメント、此れは1904年にこの沖で嵐に見舞われ沈没したロシアの船の記念碑なのです。碑の前面に英語とロシア語で書かれています。

グレンルース・アビィ(Glenluce Abbey)はナショナルトラストの管理する崩れ落ちた元僧院。私たちのほかに若い男女の一組しか見学者は居ず、管理人も見えず、フリーで入ってください。と書かれていました。写真9で見られるように元は中庭を持つ大きな僧院ですが、此れだけ崩れ落ちると見物人も来ないのですね。ガーリエストン(Garlieston Campsite)のキャンプサイトは海辺でキャンピングクラブのメンバーのみ、ロックローモンドのキャンプサイトと設備は遜色なく、値段も13ポンドと余りの違いでボーゼンとし大喜びしました。









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