案の定、土曜の今日になって天気は大崩れ。
雷も鳴っているし、来週も雨が続きそう。
今週中に出かけて正解だったと胸をなでおろしているren.です。
旅であった霧や雨は、これに比べればかわいいものだしね。
予定を切り上げて帰ってきたのも、猛暑から逃げたと思えば結果オーライでしょう。
ポジティブ信金(w
それでは、今日から何回かに分けてキャンプツーリングのまとめをしていきましょう。
★ Day1. 札幌 ~ 襟裳岬 ~ 忠類
地図は今年も、ルート設定に役立たせて頂いているMapFanより。
朝6時半、快晴。
朝食を済ませて家をスタートしました。
ちなみに前夜の睡眠時間は3時間程度。
いやぁ、遠足前日の幼稚園児並に、なかなか寝付けなくてねぇ(w
1時間ほど南に向かい、まずは道の駅「花ロードえにわ」へ。
ここで積載崩れがないか、チェック。問題なし。
スタンプは道の駅の開店が9時からのため、押すことが出来ませんでした。
まあ、ここならいずれ、時間のあるときに押しに来れる距離。
ここのすぐ後に通過した「サーモンパーク千歳」も、もちろん時間外。
最初に押すことが出来たのは、8時半に到着した「ウトナイ湖」。
ここのスタンプは店側とは別ブースになっており、24時間自由に押せます。
このシステム、他の駅も見習って欲しいなぁ。
まあ、セキュリティ的には微妙ですが(w
湖のウトナイ湖は1979年に、日本野鳥の会が初めて"野鳥サンクチュアリ"に設定した場所。
野鳥の保護と観察のための施設が設けられました。
年間250種類以上の野鳥が見られ、植物や小動物も多く生息しています。
私も会員だった頃は、よく遊びに来ていたものです。
道の駅がある場所は"ネイチャーセンター"からは離れた、以前は観光ホテルがあった場所。
ここでは冬場、ハクチョウ類やカモ類の餌付けが行なわれており、観光客が餌を買って手から食べさせることが出来る場所でした。
しかし、その餌が実は"かっぱえびせん"で、鳥たちが成人病になるという問題が発生。
そのため、現在は湖での餌やりは禁じられています。
それでも居心地はいいのか、越冬ハクチョウがこうして年中観られます。
苫小牧から海沿いを走り始めます。
国道235号線は高速道路と平行しているため、車が少なく大変走りやすかったですよ。
舗装もかなり綺麗。
道沿いの標識。
北海道内には、この標識が多く設置されています。
色々とバリエーションが豊かなので、興味のある方は「キツネ 標識」でググれ(w
キツネ以外の標識もありますよ。
鵡川から新ひだかを走行中、千歳基地から飛んできたF-15戦闘機の3機編隊を何度も見かけました。
帰宅してから調べたところ、どうやらロシアの偵察機がうろうろしていたようです。
そのためのスクランブルだったんですな。
プチ航空ショーを楽しみながら(さすがに写真は撮れなかったw)、11時前に新冠へと到着。
ちなみに"にいかっぷ"と読みます。
この辺り一体の町々は、サラブレッドの馬産地として有名です。
道の駅「サラブレッドロード新冠」には、名馬ハイセイコーの銅像と歌碑がありました。
ハイセイコーは、競馬に興味のない(私のような)人でも、名前を知っている馬。
活躍当時には、こうして歌が大ヒットするほどの人気だったのですよ。
騎手自身が歌ったっていうのも話題でしたが(w
さらに南下。
正午前には道の駅「みついし」に到着。
そろそろ昼食を取りたいのだけれど、食堂類がまったく見当たらない。
この辺は漁村が多いとはいえ、観光地でもあるんだけれどなぁ。
浦河駅にちょうど日高本線・キハ40系(優駿カラー)が到着していたので撮影。
単編成のワンマンカーですよ。
結局13時前に、日高穂別のセイコーマートでおにぎり2つを買い昼食とする。
日陰がない駐車場での食事。
隣に停まりやがりました車の、クーラー廃熱が肌に刺さります。
気を取り直して再出発。
セイコマの店員さんに場所を聞いて、ちょっと寄り道。
日高穂別の町中から国道236号線に折れると、すぐに場産牧場が並んでいるのです。
……このR236が、後に私を苦しめる事になるとは、このとき仏様でもわかるめぇ。
観光客馴れしているのか、こちらに目を合わせてくれたりする馬。
まあ、たいていはマイペースに草を食んでいますが。
微笑ましく見渡しながら走っていくと……
エゾシカだ!雄雌小鹿揃った群れだ!!馬といっしょに鹿だ!!!
まさに"馬鹿"!!!
実はこれが、バイク旅行を始めて初の鹿との遭遇。
ちょっと遠いため、ズームを最大にして撮影したため、多少の手ブレがorz
「いやぁ、いい物を見たなぁ」とホクホクしながらR235に戻ると……
海からもくもくと霧が上がってきました。
去年、稚内から南下したときの悪夢が蘇ります。
すぐにバイクを停め、ジャケットのスキマ類を絞めなおし、寒さに備えました。
走り出すと案の定、視界が悪いだけではなく、寒いこと寒いこと。
次第に歯の根が合わなくなっていきます。
……この旅では、この"霧"が大きな障害となり続けるとは、仏様でも(以下略
今日はここまで。
次回「濃霧警報!死蝶の道を突っ走れ!!」の巻。
ご期待ください。
おまけ。
バンダミングアクション、行くぜ!
……色々いいのか、このデザイン(w