風が強くて寒い札幌から、ren.です。
でも、風のおかげで路肩の雪山はほとんどなくなってますね。
そろそろ、ひと雨降ってくれるとありがたいな。
さて、第3グリッドスタートとなった可夢偉が注目された、中国GP決勝。
……全ては、スタートで決まりましたねぇ。
路面状態が悪かった(低温で、一部オイルがかぶっていたとのこと)ためか、スタートで出遅れ、7番手に後退。
その後も戦略的にも間違いはなかったと思われますが、大きく位置は取り戻せず、ギリギリの10位入賞。
ペレス(11位)とは順位を入れ替えるシーンもあり、またファステストラップの記録更新もありましたから、ザウバーの戦闘力自体には今後も問題なく期待を掛けられそうです。
そして、今回話題をさらったのは、PPスタートのロズベルグ。
終始、速さと正確さ、タイヤマネジメントを維持しながら、見事なポール・トゥ・ウィン。
あまりに磐石過ぎて、国際映像にほとんど映らなかったため、語ることも少ない(w
また、メルセデスの"Wダクト"も、再び注目を集めそうですね。
残念だったのは、ミハエルがピット作業ミスでリタイヤしてしまったこと。
今回唯一のリタイヤ車になりましたが、走りきっていたら大きく結果は変わっていただろうな。
なお、このリタイヤに関して罰金のペナルティが発せられましたが、ミハエルが異常にすぐに気付いてタイヤが外れる前にグラベルに停めたため、金額は大幅に軽減された模様です。
というわけで、今回盛り上がったのは2位以下のデッドヒートでした。
特に終盤にはタイヤ性能の低下が各車を苦しめ、それがマシン性能の差を縮めたのか、今期は様々な要因で不調の続くベッテルルもバトルに参戦し、ギリギリの走りが見られて盛り上がりました。
しかし、残り2周で競り負け、バトンが2位、ハミルトンが3位と、ポディウムの3人(ハウグを入れて4人)全てが、胸にスリーポインテッドスターを戴く結果になりました。
なお、ベッテルはファイナルラップにウェバーにも抜かれて、5位に。
我らがウィリアムズは、スタート直後にセナが接触でウィングを破損するシーンがあったものの、ほぼ順調なレースを繰り広げ、ダブル入賞を成し遂げました。
セナが7位、マルドナドが8位。
……結局、可夢偉をおさえた結果となったのは、ウィリアムズファンとして、日本人F1ファンとして、どうも複雑な感情が(w
他では、今シーズンは色々と話題を振りまいてきたグロージャンが、ついに初ポイント。
そして、一時は2位争いしていたライコネンがクリフ(急激なタイヤの消耗)で14位になったりと、タイヤの使用の仕方が明暗を分ける、今年のF1を象徴するようなレースでした。
その他の順位はこちらで。
それにしても、HD画質のせいなのか、路肩に異常な量のタイヤカスが目立ちましたね。
そりゃ、あれだけ落ちていたら、ラインを外したく無くなるわ(w
次回は2週連続となる今週末。
色々と問題含みなバーレーンGP。
今年は本当に、無事行われるのでしょうか。
▼ バーレーン抗議者、バーニー・エクレストンの旗を燃やして反F1活動 (F1 Gate)
ウォールアートは、うまいアレンジだと思ってしまった(w
つか、これ描いた人は本当はF1好きなんじゃない?