どうも、ren.です。
しばらくカラオケに行ってないなぁ。
いったら歌おうと思っている曲リストが、いつの間にかずいぶん一杯になってら。
● 「四季おりおりっ! 4巻」 稲城あさね/ぱれっとコミックス
予定通り、予想通り、春夏秋冬の4巻で完結。
そういえば表紙の背景って、毎回、キャラの名前とは別の季節が描かれていたんですね。
並べて気付いた(w
今回は回をまたいでの続きものエピソードが多いですね。
まず、海水浴。
秋乃が溺れたと勘違いして、うっかり泳げるようになった冬香。
それに対して、まず叱る春菜と夏希。
まあ、姉妹の絆の深さの裏返しと、夏希の不器用からなのでしょうが、一人っ子の私からすると理不尽にも見えるなぁ。
ぶっちゃけ、秋乃にまかせた二人にも責任があると思う(w
次に母親帰省。
ついに顔を見せた母親の暦さん。
これまた立派なアホ毛で……つか、むしろ、娘に遺伝したのはそこだけか?(w
結局、何の会社を経営しているのかはわからずじまいでしたね。
そして、それに関連しての、夏希のニューヨーク行き。
初めて姉妹が欠けるということに動揺する秋乃、冬香、春菜。
特に"お姉ちゃんっこ"の秋乃は、気負いから奇行に走る。
つか、これも事情をちゃんと夏希が説明していけばよかっただけなのに……というのは、野暮かしら(w
もしかしたら、姉妹の要石である以上に、一番の奇人が夏希なのかもしれない。
さすがに最終巻は、いままでのような日常を切り取った物というより、ストーリーが強くなった感じでしたかね。
全巻を通して読むと、やはり姉妹が生き生きとした背景には、まさに四季折々の光景や行事があったからだと実感します。
"日常系"を謳っている漫画は数多い割りに、こうした部分をしっかりと描いている作品は、なかなかありませんよね。
大半は、お約束のように学校行事と正月とクリスマスくらいかしら。
まあ、この作品の場合はそれがテーマなのですから、描かれて当たり前かもしれませんが。
今後も、丁寧な作品を書き続けて欲しいと思います。