2012 F1 バーレーンGP

2012年04月23日 19時47分58秒 | └F1

週末は強い風に見舞われた札幌から、ren.です。
バイクカバーのインナーに使っていたブルーシートが、どこかに飛んでいっちゃったorz
ちゃんと止めておかなかった私が悪いのですが、迷惑をかけていなければいいんだけれど。

 

さて、バーレーンGP決勝。
レースの外側では色々と問題視される状況でしたが、無事何事もなく終わりました。
今回も、注目点が多かったですね。

まず、スタートでジャンプアップを果たしたマッサ。
タイヤにてこずりながらも、9位フィニッシュで今年初のポイントを獲得。
最後は7位のアロンソともども、コース上にマシンを止めていましたが、どうしたのかしら。

アロンソと言えば、中盤にロズベルグとのバトルで、コース外に"押し出された"との問題が。
ロズベルグはは序盤に、ハミルトンとのバトルで同様のケースがあり、両方が審議対象になりました。
ペナルティで順位が代わるのではないかとも言われましたが、レース後に出された審議結果は、お咎め無し。
これについてアロンソは憤慨しているようで、苦言を呈しています。

▼ ニコ・ロズベルグ、ペナルティを免れる (F1 Gate)
>決定を聞いたフェルナンド・アロンソは>「今後レースは楽しくなると思うよ! 望めばポジションを守ることができるし、
>トラック外でオーバイテイクすることができるんだからね! お楽しみに!」とTwitterに投稿した。

クールな顔して子供みたいだ(w

ハミルトンといえば、今回のマクラーレンも中国GPに続き、ピット作業にてこずるトラブルが頻発。
大きくタイムをロスして、8位に終わりました。
原因となったのはどちらも、タイヤを固定するホイールガン(と、その担当者)で、今後の対応が急がれます。

▼ マクラーレン、ピットストップを全面的に見直し (F1 Gate)

なお、バトンは善戦するも、ファイナルラップでパンクとエキゾースト破損のためリタイヤを喫しました。

ファイナルラップの直前には、ブレーキ周りに異常が発生していたようで、セナもガレージインしてリタイヤしています。
マルドナドも中盤にガレージに収まってしまったため、我らがウィリアムズはダブルリタイヤorz
戦えるマシンといわれていたのに、まだその真価を発揮できていません。

隊列の後方では、可夢偉が苦労を見せていました。
2ストップ作戦を取り、果敢に挑んだものの、予想以上のタイヤダメージで終盤5周にして緊急のタイヤ交換。
結果は13位に終わりました。
可夢偉はタイヤマネジメントが上手というイメージがあるのですが、今回は信頼と作戦が裏目に出てしまいましたかね。
ペレスも11位で、今回のザウバーはノーポイント。

上位はなかなかの見物でした。
PPスタートのベッテルが、去年までの逃げ切りを見せられるかが注目されましたが、なにせ今年のレッドブルはどこか不安を抱えた状態。
そこに襲いかかったのは、今年復帰のライコネン。
KERSの扱いは2009年の1年だけ、DRSの扱いは今年初めてですが、ベッテルを1秒以内に捕らえてからは両方を有効に使いプレッシャーをかけていました。
しかし、一時は追い込むものの一歩及ばず。

1位は逃げ切ったベッテルで、今年は個人・チーム共に初優勝を飾りました。
2位は追い落とせなかったライコネン。
せっかくの表彰台だけど、この国はお酒禁止なんで、シャンパンじゃなくて残念(w

そして3位には、今年の注目株ともいえるグロージャンが就き、初表彰台を飾りました。
堅実な走りもさることながら、三人会見での姿勢のよさと明るい笑顔が好印象です(w
なんというか、決して美男子ではないんだけれど(失礼)、つぶらな瞳と細身の体型で、なんだかすごくかわいらしく見えますよね。

その他の順位はこちらで。

 

さて、開幕のフライアウェイ4戦が終わり、なんと全戦の優勝者、優勝チームがばらばらという事態。
そして、今年は大きく目立ったところがなく、不調なのかもといわれたレッドブルが、コンストラクターズチャンピオンシップでトップ。
新機軸の機構「ダブルDRS」が注目を集めるメルセデスですが、フェラーリよりも下位であるという事実。
そして、同程度といわれたザウバーとウィリアムズの2チームが、結局ずいぶんはなされてしまっています。

次回のスペインGPから舞台はヨーロッパラウンドとなり、それまで3週間の間に各チームがどうアップデートしてくるのか。
更なる注目が集まります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする