レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

エル・ドラド

2011年06月26日 23時15分21秒 | 西部劇

「エル・ドラド」
原題:EL DORADO
1966年 米 126分
■監督:
 ハワード・ホークス
■出演:
 ジョン・ウェイン
 ロバート・ミッチャム
 ジェームズ・カーン
 アーサー・ハニカット
 エドワード・アズナー
 ミシェル・ケリー
 クリストファー・ジョージ
 シャーリーン・ホルト
 ポール・フィックス
 R・G・アームストロング

●あらすじ
2つの牧場が抗争中の町エル・ドラド。
ガンマンのコールはそのうちの一方から用心棒として誘われるが、
雇い主は腹黒い奴で、旧友の保安官がその悪党と対立していると知り、手を引く。
半年後、とある酒場で、彼は凄腕のガンマンと出会う。
例の悪党の牧場主が自分の代わりに雇ったのがその男だった。
そうと知ってエル・ドラドに引き返すコールだが、古傷が疼きだし、
一方、友である保安官は酒びたりの生活を送るようになっていた…。
(ザ・シネマより)

★感想など
世間一般の評価では、「リオ・ブラボー」は評価が高い。
その名作の焼き直しと評されていたのが本作だ。
そういった意味でわくわくしながら観始めた本作。
そしたらあまりの面白さにビックリした!
冒頭から話が良く転がり、次々と魅力的な登場人物が登場して上手く話に絡んでくる所も見事!
「リオ・ブラボー」と違い、ジョン・ウェインの立場が保安官ではなく、さすらいのガンマンな所も良かった。
「リオ・ブラボー」の時は若手を生意気に扱っていたのに、本作では段々と仲間として迎え入れていく過程も大変良い。
また製作年度の関係か、銃撃戦のシーンが多いのも楽しく
中盤の教会を攻めるシーンの銃撃戦の面白さなんて、マカロニにも迫る勢い!
とにかく脚本が面白く、登場人物とその関係性も魅力的。
銃撃シーンも多くカタルシスもきちんと存在すると言う、正に問題なしの娯楽作。
レレレな映画が好きな人に、ハリウッド製の西部劇でまずはこれと言う作品を聞かれたら
私は「リオ・ブラボー」ではなく本作をオススメしたい。
それ程楽しい一品でした。
コメント
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