レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

帰って来たガンマン

2011年06月04日 23時25分07秒 | 西部劇

「帰って来たガンマン」
原題:UN FIUME DI DOLLARI/THE HILLS RUN RED
1966年 伊 90分
■監督:
 リー・W・ビーヴァー(カルロ・リッツァーニ)
■出演:
 トーマス・ハンター
 ヘンリー・シルヴァ
 ダン・デュリエ
 ナンド・ガツォーロ
 ニコレッタ・マキャヴェリ

●あらすじ
南北戦争が終了したとき、南軍の軍資金を強奪した二人の男がいた。
彼らはクジ引きでどちらかが囮になることを決め、一人が騎兵隊に捕まった。
数年後、刑期を終えた男が故郷に帰ったとき、かつての相棒が金を独り占めし、男の妻を殺害していたことを知る。
男の復讐劇が始まった……。
ディノ・デ・ラウレンティス製作によるイタリア製西部劇。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
出演者に馴染みが無い作品。
しかしスタッフ側は知っている。
製作総指揮がディノ・デ・ラウレンティスに、音楽はエンニオ・モリコーネと。
音楽がエンニオ・モリコーネの作品って非常に多いんだが、当時彼は一体どれくらい仕事してたんだろうか?
ストーリーはオーソドックスの極みで、内容も正にタイトル通り「帰って来たガンマン」
最初は裏切った友への復讐譚として進むのかと思いきや、仇役の腹心の部下ヘンリー・シルヴァが登場するや
どんどん彼への比重が重くなっていき、一体誰がラスボスなのか分からない展開になってしまう。
実際ヘンリー・シルヴァはかなり魅力的な悪役である。
と言ってもF・サンチョみたいにボスとしての風格は無く、どちらかと言うと姑息な何番手辺りがぴったりなやつ。
実際彼を見ていて、「仁義なき戦い 頂上作戦」の河田だっけ?
彼を物凄く思い出した。(顔と言うか演技の仕方が似ている)
ヒロシぃ、もうお前に出番はまわってこんど~!
主人公のトーマス・ハンターは無駄に叫ぶシーンが多く、主役がはれるような柄ではないが
ヘンリー・シルヴァ目当てで観る価値はあるかも知れない作品だ。
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グロリア

2011年06月04日 00時39分31秒 | ドラマ

「グロリア」
原題:GLORIA
1980年 米 121分
■監督:
 ジョン・カサヴェテス
■出演:
 ジーナ・ローランズ
 ジョン・アダムス
 バック・ヘンリー
 ジュリー・カーメン

●あらすじ
マフィアの重大な秘密を売ろうとして惨殺された一家から男の子フィルを助けた中年女グロリア。
しかし問題の秘密はフィルが持ち出していたことを知ったマフィアは少年をかくまったグロリアをも狙い始める。
子供嫌いなグロリアは生意気なフィルを見捨てようとするが、
次第に母性本能が芽生え必死になってニューヨークを逃げまわるが……。
リュック・ベッソン監督作「レオン」の原形とも思えるハード・ボイルド映画。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
巷では随分評価の高い作品。
TSUTAYAに行っても、オススメ・コーナーみたいな所にドル三部作と並んで本作があったりするし。
とある書籍には、本作を未見の人は人生の貴重な二時間を損している! とまで書いてあった程。
そこまで言われちゃあと、大いなる期待を持って見てみたが結果は大惨敗。
本作を見ないと二時間損するどころか、本作を観たことによって
人生の貴重な二時間を損した気分だよ!
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