レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

イップ・マン 葉問

2011年06月21日 23時15分30秒 | 功夫/空手/武侠片

「イップ・マン 葉問」
原題:葉問2/IP MAN2
2010年 香港 109分
■監督:
 葉偉信(ウィルソン・イップ)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
 任達華(サイモン・ヤム)
 樊少皇(ルイス・ファン)
 鄭則仕(ケント・チェン)

●あらすじ
ブルース・リーの唯一の師匠だったという中国武術の達人イップ・マンの人生を
D・イェンの主演で描いたカンフーアクションの続編で、前作以上の大ヒットを記録した痛快作。

1950年、妻子を連れ、中国の広東省からイギリスの植民統治下の香港へと移住した詠春拳の達人、マン。
早速彼は道場を開き、次第に多くの弟子が集まるようになる。
香港の武術界を仕切る洪拳の師範ホンは、
それを聞いてこの地で道場を開くには各門派の師範たちの挑戦を受けなければならないとマンに通告。
そんなマンは師範たちを次々と倒した末、ホンと対決。
さらにマンは、横暴なイギリス人ボクサー、ツイスターとの死闘に挑む。
(WOWOWより)

★感想など
本作の主役はサモ・ハンだ!
そう言っても過言ではないくらい、完全に話の中心になっている。
イップ・マンが全然目立っていないと言ってもいいくらい。
ただ、サモが話に乗り出してきたせいか、功夫シーンのレベルはさらに凄いことに!
ここ20年くらいの作品では、完全に群を抜いているね!
ストーリーの方は、
要は、イップ・マン版「ロッキー」だよね!
イップ・マン=ロッキー。
サモ・ハン=アポロ。
ツイスター=ドラゴ。
この説明、観ると良く分かります。
所で本作の最後には、ブルース・リーが登場する。
実は本作版ブルース・リーの登場シーンは、前作かと思ってたんだがそれは違った。
ただ前作版のリーも感動的であり、最初は前作だけで完結するつもりだったんだなあと思う。
大ヒットしたから本作が作られた。そんな感じだよね、きっと。
まあパート3は作られないだろうが、本作で完結していいと思う。
とにかく、このイップ・マン二部作を観ている時間は、至福の時であった。
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イップ・マン 序章

2011年06月21日 23時15分02秒 | 功夫/空手/武侠片

「イップ・マン 序章」
原題:葉問/IP MAN
2008年 香港 106分
■監督:
 葉偉信(ウィルソン・イップ)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 任達華(サイモン・ヤム)
 池内博之
 樊少皇(ルイス・ファン)

●あらすじ
伝説の男ブルース・リーの師匠でもあったという中国武術の達人イップ・マンの若き日々を、
後にハリウッドでも活躍するD・イェン主演で描いたアクションシリーズの第1作。

1930年代の中国・広東省、佛山。
詠春拳の達人であるマンは、愛する妻子とともに平穏な家庭生活を送っていたが、
彼を倒して名を挙げようとする武術家たちが家まで押し掛けてくることもしばしば。
そんな彼らをいともたやすく倒して、マンはますます人々の尊敬と崇拝を集めていた。
やがて日中戦争が勃発。中国人たちを相手に自慢の空手で力を誇示しようとする日本軍の将校・三浦に、
ついにマンは立ち向かうことを決意するが……。
(WOWOWより)

★感想など
いやあ、これは大傑作だったわ!
「夕陽のガンマン」とかもそうだったんだけど、傑作と言うのは観始めてから5分も経たない内に
なんだか「これは面白いぞ!」と言う期待感がどんどん膨らんでいき、早く先が観たくて観たくてしょうがなくなる。
そんなわくわく感に捕らわれるのだが、本作も正にその感じを味わわせてもらった。
この感じは本当に堪らない。まあ、映画中毒ならではだろうが。
甄子丹の素晴らしさは言わずもがな。
ただイップ・マンの強さは尋常ではなく、その強さは圧倒的過ぎ!
多分セガールに勝てるレベルだね!
映画としてのバランスを完全に壊している、その無茶苦茶な強さは、むしろ快感である。
敵役となる池内博之も完全な悪ではなく、武道家としての誇りを持った、良い日本人役を与えてもらっている。
それと、本作は功夫シーンが圧倒的に多かったのも嬉しい限り。
こんなに功夫シーンが多い大作功夫映画は、そうそう無いよね。
サモ・ハンが武術指導してるだけあって、当然レベルも高いし。
全功夫映画ファンは必見の面白さなことは間違いないが、
話の内容は、ようはイップ・マン版「ドラゴン怒りの鉄拳」
つまり徹底的に反日なので、そういった内容が苦手な人には辛いかも。
まあコアな功夫映画ファンで、反日が駄目な人って少なそうだけどね。
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