レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

96時間

2011年06月12日 23時59分46秒 | アクション

「96時間」
原題:TAKEN
2008年 仏 93分
■監督:
 ピエール・モレル
■出演:
 リーアム・ニーソン
 マギー・グレイス
 リーランド・オーサー
 ファムケ・ヤンセン
 オリヴィエ・ラブルダン

●あらすじ
お前が何者なのかは知らない。何が目的かもわからない。
身代金を望んでいるなら、言っておくが、金はない。
だが、俺は闇のキャリアで身につけた特殊な能力がある。お前らが恐れる能力だ。
娘を返すなら、見逃してやる。だが返さないならお前を捜し、お前を追い詰め、そしてお前を殺す。
18歳のアメリカ人少女キムが、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐された。
偶然にもその事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父親ブライアンは、
命よりも大切な娘を襲った悪夢のような出来事に、ずたずたに胸を引き裂かれる思いを味わう。
しかし、政府の元工作員として幾多の修羅場を潜り抜けてきた彼は、冷静さを失ってはいなかった。
追跡可能なタイムリミットは96時間!
異国の極悪犯罪組織に娘を奪われた父親は、自らの手で奪還すべく迷わず闇の世界へ飛び込んでいった!
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
観る前の感想は、もっと超絶に面白いんだと思ってた。
それこそ「アドレナリン」並の面白さを。
でも実際観てみたらそうでもなく、むしろ懐かしい感覚に陥ったと言えるかもしれない。
内容の方も、ようは「コマンドー」ミーツ「お父さんは心配性」みたいな感じ。
更衣室で着替えていたら人身売買組織に売り飛ばされると言う、昔からある都市伝説的な内容。
冴えない父親がありえないくらい強いとか、色々あったのにラストは今までの事が全部無かったかのような
ハッピーエンド(しかも自分たちだけの)とか、突っ込み所は満載だが
そういった部分や、上映時間が短い辺りとかも、いかにも80年代アクション映画的で非常に好感が持てる。
最近のハリウッドは妙に湿っぽい部分を付け足すのが悪い癖だが、
リュック・ベッソンが関わったアクション映画は基本的にそんな部分はほとんど無く
まるでスタローンやシュワちゃんが活躍していた時代の映画的手法を用いて娯楽作を作ってくる辺りが
いかにもグッとくる。
いや、むしろチャック・ノリス的か!
何だかパート2が作られる話も出ているらしい本作。
何も考えずすかっとしたアクション映画が観たい時には、オススメな一品である事は間違いない。
コメント
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