レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『銀河英雄伝説』 第59話「過去と現在と未来と」

2023年03月26日 10時56分01秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』 第59話「過去と現在と未来と」
1994年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ヘルムート・レンネンカンプ(渡部猛)

《自由惑星同盟》
 ヤン・ウェンリー(富山 敬)
 フレデリカ・グリーンヒル(榊原良子)
 アレックス・キャゼルヌ(キートン山田)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
ラインハルトは、前ゴールデンバウム王朝の全史を調査した報告書を読んでいた。
始祖ルドルフ以降、歴代皇帝の様々な行跡を読みつつ、ラインハルトは己を振り返るのだった。
一方、自由惑星同盟首都ハイネセンポリスで新婚生活を送るヤンは、年金削減の知らせに渋面を作っていた。
その上、同盟駐在高等弁務官レンネンカンプは、ヤンを危険人物と見做し、監視を強化していた。
ヤンは奇想天外な方法でキャゼルヌと連絡を取り、今後のことを考えるのだった。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
「銀英」史上、稀にみる声優の少なさだな!
銀英でたまにある過去の事を振り返る回。
しかしラインハルトの台詞はなく、かわりにヤンとフレデリカの新婚いちゃいちゃぶりと
今までになく新鮮に映る。
でも3期は今まで観てきて、全体的に何か散漫な感じを受けるね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暴動/バトル・プリズン

2023年03月23日 18時52分00秒 | アクション

「暴動/バトル・プリズン」
原題:RIOT
2015年 アメリカ 87分
■監督:
 ジョン・ライド
■出演:
 マシュー・リーズ
 ドルフ・ラングレン
 チャック・リデル
 ダニエル・チャクラン
 マイケル・フリン

●あらすじ
ドルフ・ラングレン主演のアクション。
悪名高い重要犯罪人・バラムに家族を殺された敏腕警官・ジャックは、
バラムと同じ刑務所に入獄するために銀行強盗を行い、逮捕される。
ジャックの入獄を知ったバラムは、獄内で次々と暗殺者を仕向けるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
久々にドルフ・ラングレンの映画観ようと思ったら、主演じゃなかったよ。
弱そうな、よぼよぼのおじいちゃん役(風にしてるだけだが)で、アクションはほとんどしない。
と言ってもラストにはちらっと蹴りとかやるんだけど、流石にしんどそうに見えたなあ。
代わりに主演のマシュー・リーズがガンガン動いてくれる。
小気味いい格闘アクションは観ていて楽しい。
そしてダニエル・チャクランという女性も同じくらい格闘アクションを担当している。
脚本も冒頭がちょっと分かり辛かったけど、中盤から刑務所内に限定していくと話に集中しやすくなり
割とずっと流れているBGMの効果も相まって、あっと言う間に最後まで観終わってしまう軽快さがあった。
ずっと流れるBGM、分かりやすい悪役、テンポ重視の脚本、そしてかなり多めの格闘アクションと
まるで80年代の良きB級アクション映画のようだ!
結構オススメ!
でもドルフ・ラングレンを期待すると、ちょっと物足りないかな(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

探偵神津恭介の殺人推理4~初夜に消えた花嫁~

2023年03月21日 10時50分52秒 | ミステリー/犯罪

「探偵神津恭介の殺人推理4~初夜に消えた花嫁~」
1986年 日本 91分
■監督:
 永野靖忠
■出演:
 近藤正臣
 大和田獏
 飯干恵子
 松山政路
 松下英一郎
 中島ゆたか
 伊馬笙子
 河原崎建三
 白都真理

●あらすじ
明智小五郎、金田一耕助とともに、日本を代表する名探偵・神津恭介の活躍を描いた人気シリーズ第4弾。
なぞの失踪をしたダンサーが「幽霊」になって現れた。
はたして真相は ?
そして幽霊の正体は ?
神津恭介が謎に挑む。

名探偵・神津恭介(近藤正臣)の弟子・研三(大和田獏)が、世にも不思議な体験をした。
伊馬笙子(中島ゆたか)と名乗る女性から声を掛けられ、「私の死体を土の中から捜しだして」と頼まれたのだ。
死体は元恋人の家の庭にあるという。
モダンバレエ界の有名ダンサーだった笙子は、10日前に挙式を済ませた直後に失踪していた。
警察は、笙子に金をたかっていた遠縁の男・庫之助(梅津栄)を事件関連で逮捕するのだが・・・。
(ファミリー劇場より)

★感想など
探偵神津恭介の殺人推理シリーズ4作目は、江戸川乱歩の美女シリーズのような怪しさではなく
段々普通の二時間ドラマに近づいてきたような印象を受けた。
まあ制作年度が1986年じゃあ、そういう風になってきてもおかしくないかもしれない。
あれ、でも1986年頃ってまだまだ怪しいドラマも一杯あったよな?
となるとこのシリーズは、普通の二時間ドラマ路線に切り替えようとしたのかな?
実際本作のプロットも、殺された女性が幽霊になって探偵に自分の死体探しを依頼するなんて
いかようにも怪しく作る事ができるような題材だからね。
まあそれでも高木彬光の原作が面白いだろうから、ドラマとしても面白くなりそうだね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テリファー

2023年03月20日 18時01分40秒 | ホラー

「テリファー」
原題:TERRIFIER
2016年 アメリカ 84分
■監督:
 デイミアン・レオーネ
■出演:
 ジェナ・カネル
 サマンサ・スカフィディ
 デヴィッド・ハワード・ソーントン

●あらすじ
ハロウィン・パーティの帰り、タラとドーンはダイナーでピエロメイクの男と出会う。
すぐにタラたちは店を出るが、止めておいた車がパンクしていた。
タラは妹に電話し迎えにきてもらうことにしたが、その裏でピエロ男はダイナーの店員を殺害していた。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
この映画はマジでヤバイ!
6月2日に日本でも続編が劇場公開されるため、続編となる「テリファー 終わらない惨劇」の紹介を見るにようになるが
そのキャッチコピーが”全米が吐いた! 失神者続出!”だった。
ちょっと全米が吐いた!はあまり聞かない系だなあと思いつつ、気になってパート1を観てみたんだけど
これが想像以上に怖かった!
まず主人公(?)の殺人鬼はピエロの扮装をしており、名前は”アート・ザ・クラウン”と言う。
冒頭からピエロの化粧をし、何やら怪しげな殺人道具とかを手作りしているから人間なんだと思うが
このピエロは基本的に一言も発しない。行動原理も全く不明。
なので観ているこちらがどんどん不安になっていく、恐ろしいキャラクターなのだ。
それでいて殺人描写が結構グロく、低予算だからかまだ作り物感が残っていて、逆にその部分が救いになってもいるのだが
続編とかで変に予算が上がって、その手作り感が薄れていくと、例のキャッチコピー通りになるのかも知れない。
舞台がハロウィンなせいか、もしかしてこの殺人鬼はマイケル・マイヤーズに変わる新しいブギーマンなのかも。
そう思わせるくらい、何考えているかさっぱり分からない非人間的キャラクターである。
それでいてやる事は、あの「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスも真っ青な残虐さ。
と正に「ハロウィン」と「悪魔のいけにえ」の両名作ホラーの合体版とも言える傑作の誕生だ!
ちなみに私の中で、あの「悪魔のいけにえ」に一番肉薄した作品と言える!
これってとても凄い事だ!
全ホラー・ファン必見の作品!
ただ残酷な描写が苦手な人は、辛いかも。要注意で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シティ・オブ・メン

2023年03月18日 15時18分20秒 | ドラマ

「シティ・オブ・メン」
原題:CIDADE DOS HOMENS
2007年 ブラジル 106分
■監督:
 パウロ・モレッリ
■出演:
 ドグラス・シルヴァ
 ダルラン・クーニャ
 ジョナサン・アージェンセン
 ホドリゴ・ドス・サントス

●あらすじ
ファヴェーラの丘、デッド・エンド・ヒルでは丘の領域をめぐりギャングの抗争が起こっていた。
そこで幼い頃から本物の兄弟のように育った2人
――2歳の息子の父親アセロラと、父親を知らずに育ったラランジーニャ。
2人が18歳になる年、長い間行方不明だったラランジーニャの父親が現れ、2人の関係が急激に変わり始める。
父との生活を優先したくなったラランジーニャはアセロラと距離を置くようになる。
アセロラはギャングの抗争に捲き込まれ、自分の父親がラランジーニャの父親に殺されたことを知る。
そしてファヴェーラに火が放たれ銃撃戦が始まる……。
2人の友情は現実に引き裂かれてしまうのか? 
陽気な地獄を生き抜く術は、銃か、友か、それとも……
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
あの名作「シティ・オブ・ゴッド」の衝撃は忘れない。
普段聞かない言語に俳優ではないリアルな少年達が出てくるバイオレンスな内容を、私はこう評した。
まるで「少年版仁義なき戦い ブラジル死闘篇」だと!
そして同じ監督による次の作品。
続編でもないし、「シティ・オブ・ゴッド」のようなギャング映画でもないとは聞いていたが
内容は結構前作ばりに凄いんじゃないのと思って観てみました。
するとこの映画は「シティ・オブ・ゴッド TV版」の完結編だったんだね。
でもTV版を観ていなくても内容は分かるように出来ている。
二人の少年の成長がメインで、そこにギャング達の抗争が関わるって感じだけど
その辺は「シティ・オブ・ゴッド」とは全然違った。
まあブラジルを知る一つとして観る分にはアリかなあ。
それかTV版からきちんと観たうえで本作を観ると、また違った感想になるのかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする