帰宅すると『Qさま!!』SP放送中で、一瞬何曜日の何時台なのかわからなくなりました。最近ウラの『ネプリーグ』でもよく見かける“いつもアホやってるけど実は高学歴で物知りなお笑い芸人たち”vs.“文句なし有名大卒、花形職業ゆえ選りすぐりのイメージなのにおそろしくものを知らない局アナ(or元局アナ)たち”の構図、もう飽きたな。て言うかこういうポジションで使うために、芸者置屋みたいにアナ飼っとくなってテレビ局。給料高いっての。
ほらそこで「オレ関係ない」みたいにヨソ見してるNHK、オマエもだよ。元旦・二日のさだまさし・タカアンドトシの番組とか。聞いてるか。
まあそれはさておき、この『Qさま!!』という番組タイトル、例のヨン“様”ブームの頃、パクリみたいに冠されてスタートした記憶がありますが、ゴールデン引っ越してからも意外に長持ちしていますね。さまぁ~ずと優香さんのセットMCではその前に『怪しいホール貸しちゃうのかよ!?』ってのもやってたな。安定感というより、その頃からの継続感なのかな。
今日(7日)から放送開始の東海昼ドラ『安宅家の人々』は期待しなかったわけではないのですが、どうもいけません。帰宅して後片付けしながらビデオ2回再生しましたが、何の、どんな話なのかさっぱり頭に入ってこない。
ドラマ浮沈の鍵を握る知的障害の青年・宗一役を演じる内田滋さん、“無垢な子供”をイメージしての演技は的外れではないものの、ヴィジュアルがいかにも地味地味。
計算高く高慢な腹違いの兄・譲二役小林高鹿さんも、2年前の同じ枠『偽りの花園』ではあんなに異彩を放っていたのに、ヒゲなしメガネなし現代(設定昭和63年)青年のイデタチの今回は、なんだか古めかしい顔立ちのギスギス神経質男にしか見えません。
今日の第1話アバンタイトルで宗一が預けられていた障害者施設の看板が“伊豆みその学園”なのに、ドラマ公式ストーリーページでは“小桜学園”になっているなど、外枠部分にも露呈する“造作の手抜き感”“魂入ってない感”も気がかり。あまり引きつけられないスタートになってしまいました。