林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

汐留から銀座へ

2006-11-06 | 風に吹かれて

 汐留再開発地域 上方緑地は浜離宮

たまには銀座を歩かないと狸か猪になってしまう。
汐留に「重森三玲展」を観に行った。

汐留再開発地域を見物したついでに銀座を八丁目から一丁目まで歩いた。

汐留は凄いことになっていた。
高いところを「ゆりかもめ」が走る光景は、まるで未来都市だ。
巨大なビルが林立して、自分がどこに居るか分からなくなる。
日曜日で会社が休みなのに、大勢の人が集まるのか不思議だ。

 電通ビル
 ゆりかもめ

移築した旧新橋駅と模型

銀座は歩行者天国だった、
広い車道をのんびり歩けて快適だ。
町並みも一段と充実してきた。

残念なのは資生堂ビル。景観をぶち壊している。
よく老舗の旦那衆が黙っていたものだ。
高名な建築家の設計だろうが、自分さえよければいいものではないだろう。

 マッカカの資生堂

小品盆栽専門店の[森前]に寄った。
一寸無理すれば買える値段の盆栽が面白い。

四丁目交差点の[和光]。
ここの飾り窓は日本橋高島屋と双璧の見事な飾りつけで、銀座の楽しみの一つだ。
今はコルクで作った蝙蝠と梟を使った奇抜なものだった。

 和光の飾り窓

和光の隣の[山野楽器]で、CD「いらっしゃい」を買った。(これ、いいですよ)。
[ヤマハ]で尋ねたら、ちょっとお待ち下さい、と言ったまま店員が消えた。
山野で尋ねたらヤマハ同様の混雑なのに、棚から持ってきてくれた。
買わないわけにはゆかないので、買った。

ノッポさんの「グラスホッパー物語」をまた探してきそうなので、慌てて断った。
山野楽器は昔から、好きな店だ。

銀座[松屋]。
学生時代から贔屓にしていた百貨店だ。
規模は小さいが、品揃えは気が利いて、欲しくなるものばかり。

手拭・時計・メッセージカード・机上飾り・食器等が素敵だ。
催事場の北海道物産展も、他の百貨店とは一味違う。大入りで歩くのも不自由だった。

同じビルにあった銀行跡が[ルイ ビトン]になっていて、バーゲン売場のような混雑だ。
ガードマンが睨みを効かせているが、入り易い店だ。

 また外壁を変えた銀座松屋

文具の[伊東屋]。ここも大混雑。
ここは一日楽しめる。
万引きしてしまいたくなるほど珍しい商品や、便利な商品が山ほどある。
目に毒になるから、入口で引き返した。
年内にもう一度出直すつもり。

[ティファニー宝飾店]が出店した。
二つの入口はドアマンが開閉する。
構わず入ったが、ちょっと硬い雰囲気で、店内は[和光]や[ミキモト]の方が暖かい。

地下鉄銀座一丁目駅まで、昼飯以後4時間も歩いたから、足が痛い。
同じ時間歩くなら、山道の方が楽になってしまっていた。

池袋駅に着いて、ほっとした。
ここはすでに、わがダサイタマだ。
ほっとして、駅の地下通路に出店した[京都・比沙屋]の焼き栗を買った。
これ、旨いんだなぁ。


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