初夏。
樹木の花の季節がそろそろ終わって実の季節、
旬には早いけど美味しい果実が実る本格的な夏が訪れる。
今では冬の間に石油を焚いて人工の春が作られ、ひと足先に初夏の味覚を食べられるけど、
やはり旬は路地ものが出回るこの夏。
高い高級品は一部の人に任せて私は粗野だから、
この初夏から梅雨にかけて野山に実る旬の果実を彼らと一緒になって、
そのおこぼれを食したい。
自然を共有できる幸せが野山にはある。
桜
花の後にサクランボが実って
初夏は実の季節
人は冷たいもの
あれほど花の時に持ち上げ歓喜したのに
木の葉に蔽われた桜の樹の下に誰も集わない
時折雀が飛んで来て羽根を休めるだけ
木の葉からこぼれる紅い一粒
小さいなあ・・・
苦そう
不味そう
そう感じてしまう一粒
いま
・・・
初夏の日差しを浴びて
たわわに実ったサクランボが綺麗に染まって
美味しいから
食べごろだから
そう言ってプレゼンしているのに
誰も見上げてくれない
夜空
・・・
そう夜空に広がる満天の星
春に私を見上げ愛してくれたように
もう一度私を見て
桜が木洩れ日を作っているの
誰も立ち止らず私を見上げてくれない
優しいざわめきが時をかけていく
何もなかったように。
気をつけてね
樹木の花の季節がそろそろ終わって実の季節、
旬には早いけど美味しい果実が実る本格的な夏が訪れる。
今では冬の間に石油を焚いて人工の春が作られ、ひと足先に初夏の味覚を食べられるけど、
やはり旬は路地ものが出回るこの夏。
高い高級品は一部の人に任せて私は粗野だから、
この初夏から梅雨にかけて野山に実る旬の果実を彼らと一緒になって、
そのおこぼれを食したい。
自然を共有できる幸せが野山にはある。
桜
花の後にサクランボが実って
初夏は実の季節
人は冷たいもの
あれほど花の時に持ち上げ歓喜したのに
木の葉に蔽われた桜の樹の下に誰も集わない
時折雀が飛んで来て羽根を休めるだけ
木の葉からこぼれる紅い一粒
小さいなあ・・・
苦そう
不味そう
そう感じてしまう一粒
いま
・・・
初夏の日差しを浴びて
たわわに実ったサクランボが綺麗に染まって
美味しいから
食べごろだから
そう言ってプレゼンしているのに
誰も見上げてくれない
夜空
・・・
そう夜空に広がる満天の星
春に私を見上げ愛してくれたように
もう一度私を見て
桜が木洩れ日を作っているの
誰も立ち止らず私を見上げてくれない
優しいざわめきが時をかけていく
何もなかったように。
気をつけてね
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