窓から流れ込む風
窓からみる風景今日の空は碧空五月半ばにしては珍しく五月晴れが続いていて、近くの小さな古刹の森を歩いていると樹木のいい薫りが私の心を擽り「旅に行こう」そう誘って来る。甘い誘惑ならぬ甘......
窓から流れ込む風
昨日の昼下がりから吹き始めた風は日中の熱い熱を拾い、抱きしめながら開放された窓から入ってきた風は私の部屋の気温を一気に上げみれば30℃超え「ああ・・・これは溜まらない」遮熱カーテンを閉め退散。
陽が沈み風に少し和みを感じ始めたのでカーテンを開け風を入れ室温を冷ます、暖まった部屋の気温は容易には下がらず3時間ほど風を入れようやく2度ほど下がり「これで眠れる」そう思ってうとうとしたのも束の間、風はいつの間にか去り再び気温は上がり「人工の風で冷ませ」ともう一人の私が朦朧としたなかで嘯く、風の消滅が早い夜。
五月の風
五月の空の下で吹く風は
街の暖かさを拾い
Dryerから吹き出る風となって
身体に纏う嫌な奴
その温さで行動を奪い
疲弊させる夏風
まだ五月というのにこの風は
この季節の木陰で憩う時のホッとさがなく
憎たらしい面で私に触る。
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