消える想いで
人は想い出で成り立つ人の想い出過去に対する想い想い想い短編集2月も後数ページ残すのみ昨日のオアシス日和は一日で終わり・・・霧雨に近い雨がしゅく・・と舞、路面を湿らしている2月、この......
消える想いで
春の桜が咲くなかで消える冬との想いで。
冬に支配されている時は寒さで動きも鈍く、朝の目覚めはいつも躊躇いながら起きていた私、
いつも四季を通し歩く里山は、冬の間は落ち葉が雪となって降り積もる森は明るく視界も開ける明るい森となっている。
いま、冬の名残が薄れていくなかで春の萌えが森の至る所でみられ、冬の想い出を消し春の訪れを告げるなか、彼等の想い出が芽吹きと花の咲きで消されていく。
私の春
あれほど咲きを心待ちして
咲きをみると期待のときめきは薄れ
飽き
次の花を求め
浮気が始る
私の桜との逢瀬
ひとりでは満足せず
次から次へと相手を変え求めながら
桜との逢瀬に酔い知れる。
私の春。
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